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あなた様がこのページにアクセスして頂いたこと、誠に感謝いたします。
世の中には他に沢山の素晴らしい商品やサービスがある中、あなたの大切なお時間を私のホームページに割いて頂き、感謝しております。
あなたの暮らしに人生に、私が貢献出来る事は、何かありませんか?何かお困りの事はありますか?私は絵画やデザインで、あなたの生活や仕事に貢献したいと切に思ってます。あなたのお役に立ちたいと思います。
現在、私の主な製品は版画作品です。デジタル画面で制作したものを、ジクレー技法というもので版画用紙に印刷しています。その製品を額縁に入れて、皆様にお送りして飾って頂き、日常生活にゆとりと安心と、感動を加えさせて頂くまでが、私の製品です。

すべて丹精込めて制作して、お届けいたします。版画作品ですので、同じ作品は複数枚、世の中に出回ることになりますが、すべて少数の限定作品です。
枚数を限定するのは、皆様とのお約束でありますので、発行のしすぎによる値崩れは起こさせません。必ずお約束は守ります。

インターネット上にある私の作品画像からは、現物と同じものを印刷出来ないように細工を致していますので、ご安心下さい。
商品を注文して頂いた後、発送まで数日間のお時間を頂く場合がございます。なるべく完璧な状態まで、納得のいく状態にして、皆様にお届けするためです。

このサイトは高見沢耳の公式ホームページです。



私は絵画を制作していて、インターネット上で通信販売をしています。
ご連絡はこちらのメールアドレスへ
corotakamizawa@gmail.com

絵画と共にある生活
あなたのお部屋に絵画を飾って楽しみませんか?絵画を飾ると日常的に優雅な気分を味わえます。お部屋の空いてる壁に額縁に入った絵画を飾ると、お部屋が華やかになります。
あなたの素敵な日常生活に、私は絵画で貢献したいと思います。つらいことや悲しいことがあっても、絵を観ることによって心が癒されることがあると思います。
絵は美術館だけで楽しむものではなく、自分の家の中で日常的に接するべきだと思います。そうすれば、憂鬱な悩みごとや心配などを軽減することが出来て、あなたの人生の質を向上させることが出来ます。
あなたの素晴らしい人生のお手伝いを、私は絵画で出来ると信じています。

私は高見沢耳という画家です。
私は高見沢耳という作家です。独学で絵画を学び、制作そして販売をしています。作品を通して、あなたの日常生活に喜びや楽しみ、熱狂をもたらしたいと思っています。
私の作品のテーマは、永遠、歴史、目、視線、宗教です。目というものはは非常に感情的で、言葉よりも雄弁にものごとを語ると思います。
現在の作品は、デジタル画面で制作して、画像の完成後に版画用紙に印刷されています。
作品は限定枚数しか印刷されず、希少性が保たれます。
作品には染料ではなく、顔料を使用して、非常に耐久性のあるジクレー印刷と呼ばれる印刷方法を使用しています。

お問い合わせはこちらです。(Inquiry)
私の作品は下のサイトから購入出来ます
minnne店 日本のハンドメイドの作品が集まるサイトです。
minne(ミンネ)は、ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐ国内最大級のハンドメイドマーケットです。パソコンやスマートフォンから、手軽に作品の販売や購入ができます。

Mimi Takamizawa 高見沢耳 1995年9月5日生まれ


なぜ作品を作るのか?
私は子供の頃から、芸術家という人達に深い関心を抱いていました。人類の長い歴史の中で、有名無名を問わず、人生の多くの苦難を乗り越え、絵画、彫刻、デザイン、文学、音楽など様々な分野で、多くの偉大な作品を残してきた方々が沢山いました。
そんな偉人たちの作品を見るたび、自分もそんな人生を歩んでみたい、と考えてきました。
この世に生を得たのであれば、この世界と人類の歴史に何かを残したいと思うのが人間の性ではないでしょうか。人間は、自分の子孫、後世に影響を与える思想、人々に感動を与える勇敢な人柄、この世界を少しでも心地よくする親切な振る舞い、多くの人を豊かにする事業や発明など、何かを残すという行為で自らの生まれた価値があったのだということを深く実感できると思います。
私は子どものころから、絵を描くことが好きでした。 10代の頃、様々な画家に影響を受け、自らも作品を制作するようになりました。作品を見て何かを感じてくれたり、少しでも楽しんでくれたりした人がいたら、これ以上の喜びはございません。
影響を受けた人物
ゴッホ、モネ、ベラスケス、フェルメール、セザンヌ、ウォーホル、ピカソ、藤田嗣治、草間彌生、寺山修司、太宰治、松尾芭蕉、植村直己、小林一三、石田退三、藤沢武夫、豊田佐吉、葛飾北斎、レイ・クロック、小津安二郎、黒澤明、鈴木敏文、宗次徳二。
ジクレー印刷とは何か?
ジクレー印刷(Giclée printing)は、高品質なアートプリント技術の一つです。この技術は、インクジェットプリンターを使用して、デジタル画像を高解像度で印刷する方法です。
ジクレー印刷は、特にアート作品や写真の複製に適しており、色彩の再現性が非常に高いのが特徴です。
ジクレー印刷では、通常、アーチファイル(耐久性のある紙やキャンバス)を使用し、耐光性のあるインクを使うことで、長期間にわたって色あせしにくい印刷物を作成できます。

このため、アーティストや写真家が自分の作品を販売する際によく利用されています。
リトグラフやシルクスクリーンの複製方式よりも耐光性に優れ、色の耐光年数は150~250年という高い保存性を実証しています。

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私が作品で一番こだわっていること
私の作品での一番のこだわりは、画面の構図です。世の中に存在する平面作品のすべて、絵画や写真、映画、アニメーション、漫画などの優れた作品には、共通する構図があると私は考えています。
描かれた内容、色彩の違いに関わらず、歴史に残るほど優れた作品の多くは、同じ構図をしています。
ベラスケスの『ラス・メニーナス』、ゴッホの『夜のカフェテラス』、フェルメールの『絵画芸術』、葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』は全て同じ構図で、まるで兄弟のような作品です。
それらの作品達は、描かれた場所、描いた作者、描かれた時代が異なるにもかかわらず、構図に対する考え方が同じです。逆に言えば、構図以外は全く違う絵画で、平面作品の良し悪しの95パーセント以上は構図にあると、考えられます。
ゴッホの画家としての、素晴らしさについて一般に考えられているのは、色彩の美しさや独特なタッチ、厚塗りの画面ですが、それらはゴッホの画家としての技量の本質ではないと思います。
ゴッホの画家としての根幹は、葛飾北斎や歌川広重の研究を通して、学んだであろう完璧な構図です。
そして、北斎や広重の代表作は、それまでの日本の絵画には存在しなかった西洋画の構図が使われています。北斎や広重は、当時日本で流行した、オランダ学の中から西洋の構図を学びました。ベラスケスやフェルメールの完璧な構図は、北斎や広重を通してゴッホに受け継がれていったのです。
日本を代表する映画監督である、黒澤明や小津安二郎の作品が、海外で大きな評価を受けたのもその素晴らしい構図が理由でしょう。
小津安二郎の構図へのこだわりが半端なものではなかったというエピソードは有名で、小津が愛した浮世絵の影響が見て取れます。
黒澤明の全盛期の作品である『七人の侍』や『生きる』が、完璧な構図のお手本のような映画作品であるのに対して、カラー映像になった後期の作品の出来が悪いのは、表面的な撮影機械の進歩に黒澤明の関心が向かっていってしまって、構図へのこだわりが薄れたためでしょう。
その当時の最高の技術を使うのは当たり前ですが、重要なのは永遠不滅である構図に対する考え方です。表面的な技術は、現在や未来の方が進歩するでしょうが、ほとんどの現代の絵画作品はベラスケスや北斎を超えることは出来ないでしょう。
人間の目、人間の脳は長い間、変化がないのですから、平面の静止画、風景、映像の良し悪しを決める基準は変わることはありません。
人間の視線を飽きさせない技術の根幹は構図とグラデーションです。優れた絵画作品というのは、人間の眼を釘付けに出来るものです。何回も飽きずに、何時間も観ていられます。何度観ても、心を奪われます。昨日観ても、今日観ても、明日も観たくなるものです。
反対に、つまらない作品の多くは、10秒間見続けることが出来ないと思います。構図が悪いので、人間の脳を満足させることが出来ないのです。

写真の発明に危機感を抱いた画家達が勘違いして、昔から使われている永遠の構図まで辞めてしまったことが、今日の絵画作品の衰退を招いていると、私は考えています。
図鑑に使われる写真のような、目の前の対象を正確に写す技術に関心がいってしまって、本質である構図が忘れられてしまっているのが、写真が出てきた頃の画家達の問題点だと思います。
図鑑の絵や写真に必要な、正確に物を写す技術と、良い絵画の技術は別物です。
ベラスケスのラス・メニーナスについての評論で、その華麗な筆捌きを評価する人間が多いですが、本質はそこではないのです。
画面の中で、キャンバスを描いて手前を作り、画面の中間で人間達の姿を重ねて、距離感を出し、奥にあるドアと国王の姿で一番強いコントラストを使っているところこそが、名画の理由なのです。

この画面で使われている構図は、北斎の神奈川沖浪裏と同じです。手前のキャンバスと大きな波が共通で、奥にある国王とドアの部分と富士山に強いコントラストが使われています。

ゴッホの作品の荒々しいタッチや厚塗りに注目することは、ゴッホ作品への冒涜です。
夜のカフェテラスという作品を、厚塗りの物質感が出ないポスターなどに印刷しても、素晴らしいと感じるのは、構図が優れているからです。

カフェテラスの一番手前にある青い窓枠が、画面の手前を強調しています。奥の方には黄色と黒の強いコントラストがあることで、視線を奥に引っ張ります。手前にも強いコントラストがあり、手前と奥とで、視線を引っ張り合うという構図です。
このように構図が平面の作品の良し悪しに大きな影響を与えていることは明らかです。多くの画家達が捨ててしまった構図を、使い続けた映画や漫画、アニメーションの隆盛は、論より証拠だと思います。

私の作品は複数のインターネットのサイトで購入可能です。どれも数量に限りのある限定作品です。
何かご質問などがありましたら、下のメールアドレスにご連絡下さい。
corotakamizawa@gmail.com



私の制作への姿勢
私の作品は、私のこれまでの修行中に、自らの頭の中からひねり出されてきたものです。そのため同時代の他者の作品とは、まるっきり違うものになっています。
自らの生活・人生と直接繋がっているものが、私の作品です。当然ながら、私の子供時代は絵を描いたり、物を作ったりしている少年でした。その後も学生時代の多くの時間を、美術を学ぶことに使いました。
私は優秀な生徒ではなかったので、直接学校から学ぶというよりは、自らの関心を信じて、過去の素晴らしい画家の作品から、直接影響を受けました。そういう意味で、私は全くの独学の画家です。
大人になって、一年間だけ絵画や美術から離れたことがありましたが、再びこの美術の世界に戻ってきました。
私には絵画すら良いものを作る能力が無いのに、尚更、他のことをやっても、時間の無駄であることを悟ったのです。
あと何年間、わたしに与えられた時間があるのかわかりません。
私の技術では99.9%歴史に残るような素晴らしい作品を造ることは出来ないと思います。自分が三流の無能な画家であることは、しっかり認識しています。しかし10代20代の若い時に、自分に大した才能が無いことに気づいたのは、人生で最大の幸運でした。人生は兎と亀だと思います。瞬発力よりも継続力です。私が死ぬまでに、三流の画家からせめて二流の画家になれるように、全ての時間を美術に捧げるつもりです。
私の作品は、これまでの約30年間に学んだ知恵や知識、技術が凝縮されたものです。まだまだ、技術に未熟なところがあり、決して完成された作品ではないですが、私の尊敬するゴッホやベラスケス、フェルメール、葛飾北斎などの画家の作品に近づけるように、毎日睡眠以外の時間を、全て仕事に費やしています。
実際には、寝てる時間に見る夢の内容も、絵画についてです。完全に全ての時間を一つのことに捧げるのは、難しいことですが、他のことをしなければならない時にも、頭のなかでは過去の名作のことを考えています。
私達の目の前にある、人間によって作り出された全てのものは、誰かの頭の中からひねり出されたものですから、何よりも考え続けて、手や肉体を酷使することが大切だと思います。
画家という仕事は、世の中の全ての仕事・商売と全く同じです。やはり、毎日繰り返し働いて、遊ばず、休まず、長年こだわり続けた人間が、最高の商品・製品・作品を産み出せるのだと思います。
人間は、ずっと完璧な集中を続けることは出来ないので、一日の中でいかに長い時間を捧げられるかが大事です。難しいことですが、それを週7日、一日も休まずに何十年間やり続けて、少しずつ向上、改善すればすごい仕事が出来ると思います。


私の好きないくつかの言葉を紹介します。
サントリー創業者 鳥井信治郎
「60何年、酒、酒、酒で苦労してきている。なんぼバカでも、60年もやればものも分かりまっせ。お金もちいとばかりはできまっせ」

鳥井信治郎 (1879~1962)
Quoted from Wikipedia
マクドナルド創業者 レイ・クロック
「この世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違う。才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も違う。恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世界にいる。教育も違う。世界には教育を受けた落伍者があふれている。信念と継続だけが全能である」
「勇気を持って、誰より先に、人と違ったことをしなさい」
「私は一夜にして成功を収めたと思われているが、その一夜というのは30年だ。思えば長い長い夜だった」
「床の上に置かれたロープの上を渡っても、幸福を得ることはできない」

CoCo壱番屋創業者 宗次徳二
「真面目にやり続ける。向上心を持ってせっかく始めた商売を、事業を成長・発展させたいので、とにかく目の前のお客様を大切にしながら感謝の気持ちを持って、誰よりも自分が一生懸命やる。そんな中から明日のヒントが見えてくる」
「よそ見しない、経営に身をささげる」
「CoCo壱番屋のシステムは、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら綿密に作り上げてきたものなので、表面だけ真似てもだめなのである」
「私は現役時代、趣味も持たず、友人もつくらなかった。飲み屋へ行ったこともありません。仕事の邪魔になることは何ひとつやらなかった。年間5640時間、働くこともあった。そうやって率先垂範しないと、部下は働いてくれないと思ったからです」
「お客様第一主義、現場主義」
「最初から上手くいくことは、ありませんから諦めずにやり続ける。商売は毎日の積み重ね、感謝です。年間5640時間(1日15時間半を365日)働くこと」
「毎朝5時に起きて会社に一番乗りし、お客様が意見やクレームを書き込んでくれたハガキに目を通す。出張に行けば深夜営業の店をみてまわる。私は店長などが気にしないような細かな点が気になって仕方がない。飲食店の経営はわずかなことの積み重ねです。それが60点なのか70点なのか。その違いが店の格差になる。重箱の隅をつつくような仕事が私の役割でした」
「経営者は自分に能力があると思わないほうが良い。大した能力は無いと決めつけたほうが、なんとかしようとひたむきに働くことができる」

セブンイレブン創業者 鈴木敏文
「石垣のように、基礎からきちっと積み上げているからこそ、上質さと手軽さを両立させた商品を投入し、新たな需要を掘り起こすことができるのです。」
「安さで商売することは、最も失敗する確率が高いやり方です」
「基本をおろそかにして、大量仕入れによって安く仕入れて、安さで売ろうとしても、競争には勝てないと思います」
ナイキ創業者 フィル・ナイト
「レストランを開きたいと思っても、厨房で1日23時間働く覚悟がなかったら、やめたほうがいい」
「靴の商売に身を捧げ、靴以外のことは何も考えず話さない」
「自分のアイデアをみんなに馬鹿にされても、ただやり続けてください。あなたがそこに辿り着くまでは」
チョーヤ梅酒 金銅住太郎
「梅酒で成功したら喜べ、成功しなければ人生を諦めろ」
「ポジティブに人生を諦める」
失敗したら路頭に迷うのではないかと言われた際にも、「できることは、今努力することしかない、そんなこと考えたら何もできない」と答えた。

他業種から学んだこと
私はこのように、自分とは全く関係ない業種から、ヒントを得ることにしています。
何故なら、同業種の人のやり方を参考にすると、他の人と似たようなものになってしまうからです。他の人と同じ事をやっていたら、それは何かが間違っているのです。横並びになって、自分の周りと同じになったら価値がないということです。
また、世の中の商売・仕事で発展したものは、すべて真面目で地道なものです。石垣を積み上げるように、基礎を徹底的に作り込んだ商売が、必ず日本一、世界一になっています。
私は自分の絵の仕事を向上させたくて、色々な企業・商売の研究をしました。ここ数年自分なりに約300冊の企業や商売の歴史についての本を買い込んで、読み漁りました。
やはり参考にするべき良い会社には、共通点があります。
日本の商売で、真似をするべきなのは
トヨタ自動車、京セラ、CoCo壱番屋、チョーヤ梅酒、本田技研、スズキ自動車、セブン・イレブンです。
共通点は地道で、細部まで徹底的にこだわった品質で、現場主義です。
良い会社は、小さな店の経営者が店舗の2階や近くに住んで24時間体制で働いているという状態、現場主義を大企業になっても続けているところが多いです。
日産自動車が本社や経営者を、生産現場から離れた都会に置いているのとは違って、トヨタ自動車とスズキ自動車が本社と工場を隣り合わせて、田舎から出ないというのがすごいところです。
経営者や幹部社員が、もの作りの商売の根幹である工場の中を、歩き回って改善していくことを続けたからこそ、トヨタ自動車とスズキ自動車は発展しつづけたのだと思います。

豊田佐吉 (1867-1930)
Quoted from Wikipedia
ゴッホと豊田佐吉
また、私の尊敬する画家のゴッホとトヨタグループの創業者である豊田佐吉は、かなり似た人間に思えます。
豊田佐吉は、トヨタグループの祖業である織機の発明、改善に人生を捧げた人間でした。
豊田佐吉について書かれた本の中から、いくつかのエピソードを紹介します。
「仕事が思うように運ばず、苦心懊悩は一通りではなかった。朝から晩まで毎日毎日何かこしらえては壊す、造ってはまた造りなおす。周囲から変わり者、狂人扱いにされたのも至極」
「昔から発明家という発明家は悉く貧乏で、おまけに人情の離反、果ては虐げられる。凡ゆる人間の悲哀を嘗め尽くして後、漸く基の大願望を成就する」
「豊田佐吉の日常は発明に明け発明に暮れる孤独閉鎖の生活であった。翁は社交界にも顔を出さず、名を知られようとせず、何の道楽も、何の嗜好も持たず、只一本の鉛筆、一枚の紙を相手に、朝から晩まで一室に閉じこもりて考案に耽ると言うのが翁の平生であった」
このように、豊田佐吉と画家ゴッホの性格や日常は、非常に似ていると思います。そして、彼らが亡くなった後も、長い間、沢山の人の人生や生活に大きな影響を与えたのも頷けます。


トヨタ生産方式で絵画を造る
日本を代表する大企業のトヨタ自動車は、大変参考になる会社です。
トヨタを世界一の自動車会社に発展させた、トヨタ生産方式という考え方は、どの業種にも応用出来るものだとおもいます。特に全てのメーカー(画家も含めて)は、実践するべきです。
私の絵画生産の基本的な考えも、トヨタ式生産方式が根幹になっています。自動車を生産するのも、ウイスキーを生産するのも、絵画を生産するのも同じことです。
トヨタ生産方式は創業者の豊田佐吉と息子の豊田喜一郎によって、考えだされた生産方法です。この方法は、二つの考え方が中心になっているものです。
1、ニンベンのついた自働化
「異常がわかる、異常で止まる、異常で止める」
豊田佐吉の作った機械は、明治・大正時代から不良品が出たら、機械が自動で止まる仕組みになっていた。
2、ジャスト・イン・タイム
「毎日、必要なものを、必要な数だけつくれ」
「間に合えば良い、余分に作るな」
この二つの考えは、トヨタグループがもともと貧乏だったために、考えだされたものです。
不良品や売れない商品を極限まで減らすというトヨタ生産方式の仕組みは、トヨタの高収益体質の根幹です。商品の質を上げながら、無駄を無くすことが目的です。
トヨタ生産方式は、事業の財務体質を改善させることができます。トヨタ自動車は『トヨタ銀行』と言われるようなお金持ちの会社になり、貯めた大量の資金で研究開発をするので、他の会社が追い付くことが出来ないのです。

豊田喜一郎氏(1894~1952)
Quoted from Wikipedia
トヨタ語録
私が絵画制作中に道標としている言葉を紹介します。
「自分の城は自分で守れ」
「ケチケチ商法」
「ほんとうのガメツさとは、それは質素を表すのである。精いっぱいしまつ倹約して、商いのムダを省くのが、江州商人の真面目である」
「田舎者的精神」「不屈の闘志」「根性」
「人生すべては勝負である。勝負のすべては闘志と努力である」
「よい品、よい考え」
「純粋と勤勉が大事。骨惜しみをしない。苦労をいとわぬ」
「作ってやる、売ってやるではいけない。買ってもらう、作らしてもらっているという気持ちでなくてはいけない」
「骨惜しみをしない。苦労をいとわぬ。しぶとくてガメツくて、欲が深くて、何事にも真っ正直。トヨタの最強美点である。」
「十円かけてつくったものを十一円で売る。この場合の一円は適正利潤である。そして、もし十一円で買ってくれる人がなかったら、なんとか十円で売れるように考える。そのためには、コストを九円にまで引き下げねばならない。ならば、その工夫をせよ」
「本当の競争とは、企業のオリジナリティを売ることである、その会社ならではの技術、そしてサービスを売る。むろん安くできればそれにこしたことはない。要は商品価値そのもので勝負すればいいのだ」
「強い信念をもって実行せよ 。誰でも考えることは同じで喜一郎が 天才であったわけでもない。 大切なのは 一般的にはできないと思われることを 、単に考えるだけでなく 、なんとしてでもやらなければという 強い信念を持って、十分な準備を行い 実行したということである」
「機械的に考えるのではない。 乾いたタオルでも知恵を出せば水が出る」
「モノの値段はお客様が決める 。利益はコストの削減で決まる 。コストダウンは モノづくりを根本のところから追及することによって決まる」
「発明は知識そのものよりも、それをいかに自分のものにしているかにかかわる。学校を出ない人が往々にして相当な発明をするのはそれ故である。これを世の人のために活用し得るまでには、いろいろな研究と大きな努力がいる。その努力の中に発明が生まれてくるものだと私は思っている。発明は努力の賜である」
「困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ。そこに人生の面白みがあり、また俺の人生の生き甲斐が、そこにあるのだ。出来なくて倒れたら、自分の力が足りないのだから潔く腹を切るのだ」
私はこれらの言葉すべてに影響を受けて、絵画制作しています。


大野耐一氏の考え方
トヨタ生産方式を第二次世界大戦後、本格的に生産現場に植え付けた第一人者に、大野耐一という有名な方がいます。
その方が講演で話した内容が、非常に勉強になるもので、少し抜粋したいと思います。
「いま言ったように売れない物を、いくら能率を上げて安く作ったとしても、企業にとって何になっているのだろうか。
例えばみなさん方が、いままで自分の部下が10人で100個作っていた物を、この頃ちょっと能率が上がったので120出来るようになった。しかし売れるのは100個しか売れません。
そしたら100個作るのが、一番大事なことだ。能率を上げて120作ったから1個あたり相当安くなったはずだなどと、考えてもこれは全然無駄なことである。
しかもこれが80しか売れませんよと、そうしたら80をどうやって安く作るんだということを第一線の監督者は考えてもらわないと、その企業がみんな一生懸命真っ黒になってやりながら会社を貧乏にしている。
どうせ来月は売れるだろうなどと言って作ってゆく、しかも能率が上がった。まあ、気分が良いのでますます出来るようになったというと、今度は置き場がなくなってくる。
そうなると倉庫を建てないと置き場がないじゃないかと。
私どもか自動車に行った戦後間もない頃でも、何かこう各部品のラインに出来るというともう、すぐに持って行けと、運搬にすぐ持って行けと、ここに置いておいたなら皆の士気が下がるから、もう出来たらどんどん運んでくれ。あるいは材料のほうはどんどん持ってきてドンと積んでくれと、そうすると皆がやる気になるというな変な考え方が、戦後相当続いた訳なんです。

従って中間倉庫はどんどん増えて、そうするとここへ倉庫番が要るようになってくる。
棚も作らにゃならん、そうすると結局せっかく現場で安く作ったつもりのものを倉庫へ入れる、倉庫番を付ける、だんだん品物が増え種類が増えると、もうひとりではとても管理出来ませんなどと言うと、今度はコンピュータ屋さんがうまいことを言ってきて、コンピュータを入れるとちゃんと間違いなくやってくれますよなどと言われると、いま8人いるところが、コンピュータを入れると女の子ひとりで、ちゃんとうまくやってくれます、ボタンを押すと要る物がちゃんと出てきますとか、このボタンを押すとちゃんと所定のところへ自動で持ってきますよ、というと何だか便利なような気がしてコンピュータ屋さんを儲けさせちゃう。
するとせっかく安く作ったのをコンピュータ入れるにしたって、倉庫を建てるにしたって、あるいは倉庫番を使うにしたって、皆お金が要るのではないだろうか。
現場が一生懸命安く作ったやつを、なぜ高くして行かねばならんのかと、考えてもらわないといかん。
現場が一生懸命やって能率が上がった、沢山出来るようになった。売れないほど沢山出来ることは、結局それをどんどん高くして行くだけだ。本当のお客さんの手へ移るまでには、社内で高くしているような面が非常に多いのではないだろうか。
それなら初めから作らないでくれた方が、倉庫も建てないで済むし、あるいは倉庫へ持って行くまでに、リフトトラックで運ぶ、これはガソリンが要るのではないか、あるいはタイヤも減ってくるのではないか、いろんなことで、結局売れない物をみんな作っているのではないか」

ゴールドラット博士の言葉
トヨタ生産方式を非常に評価しているゴールドラット博士の言葉も紹介します。
「大野氏が生産で成したのは、生産における最も基本的な仮定への挑戦です。
例えば、高価な生産設備を所有していて、作業員に給料を払っているのなら、作業員が設備のそばで何もせず、ただ立っていたらそれはムダです。我々はそう信じ、疑いもしません。あえて考えもしません。
それは我々が大野氏の域に達していないからです。このことを彼は思考し、こう述べています。
作業員にして欲しいことが何であれ、それが今、必要でないのなら、何もせず設備のそばで突っ立っているほうが、前倒しして作るよりも遥かに良いのだ。
これがトヨタ式生産方式の真髄です。前倒しして作らない。なぜならそれは流れを悪化させ滞留を起こすから。流れが鍵なのです」
北斎とトヨタ生産方式の融合
初めてトヨタ生産方式のことについて知ったとき、自分の身体に雷が落ちたような衝撃がありました。それからは寝る間を惜しんで、トヨタ自動車について研究しました。
このように私の作品は、葛飾北斎やベラスケスの絵画技法とトヨタ生産方式が合体して、産みだされたものです。ですから、他の画家の作品とは、完全に違うものとなっています。

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