なぜ今、この天才と繋がることがあなたに最強のメリットをもたらすのか?
こんにちは。
今日はお会いできて、本当に嬉しいです。
今、お時間は大丈夫ですか?
あなたとこうして、人生のとても大切なことについて語り合えるなんて、本当に素敵な機会をいただきました。
突然ですが、あなたは今の生活に、何か物足りなさを感じていらっしゃいませんか?
毎日が同じことの繰り返しで、心が少しだけ、退屈していませんか?
あるいは、目の前の仕事や人間関係で、言葉にできないほどの行き詰まりを感じていらっしゃいませんか?
もしそうなら、このお話はまさに、あなたのために用意されたものです。
これからお話しすることは、あなたの日常を劇的に新しく変える、強力なヒントに満ちています。
その主役は、室町時代に生きた伝説の画僧、雪舟(せっしゅう)です。
「えっ、歴史上の画家なんて、今の私の生活に何の関係があるの?」
そう思われましたか?
無理もありません。
しかし、これだけは最初にお約束させてください。
雪舟の生き方や、彼が遺した驚くべきメッセージを知ることは、あなたのこれからの人生に、計り知れないメリットをもたらします。
なぜなら、雪舟が直面した困難と、それを乗り越えた方法は、現代を生きるあなたの悩みを一瞬で解決する、保証付きの知恵だからです。
あなたがこの文章を最後まで読まれると、一体どんな素敵な変化が起きるでしょうか。
まず、目の前にある仕事への取り組み方が、ガラリと変わります。
他人の評価に振り回されなくなり、自分だけの唯一の武器を見つけることができるようになります。
さらに、日々のストレスから解放されて、心の中に眼を見張るような、絶対的な安心感が生まれるのです。
これは、あなたにとって、一刻も早い成功を手に入れるための特別な切符となります。
さあ、準備はよろしいですか?
難しいお勉強ではありません。
あなたと私の、心温まるおしゃべりです。
リラックスして、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
「機会というものは、いつも初めは、一つの危機として来るか、あるいは一つの負担として現れた」
—— 相馬愛蔵
あなたの才能を呼び覚ます雪舟の涙:どん底の苦難を「最高のチャンス」に変える究極の心理
まず、あなたに一つ、驚くべきお話をさせてください。
あなたは子供の頃、何かを一生懸命にやって、ひどく怒られた経験はありませんか?
雪舟にも、そんな忘れられない子供時代の物語があるのです。
雪舟は1420年、現在の岡山県である備中国に生まれました。
10歳頃、禅宗の僧侶になるために、宝福寺というお寺に預けられたのです。
しかし、少年だった雪舟は、お経の勉強が大嫌いでした。
なぜなら、絵を描くことが好きで好きで、たまらなかったからです。
修行をサボってばかりで、毎日絵ばかり描いていました。
とうとう怒った住職さんは、雪舟をお寺の本堂の柱に、縄で厳しく縛り付けてしまったのです。
動くこともできず、悲しくて、悔しくて、涙がポロポロとこぼれ落ちました。
あなたなら、こんな時、どうされますか?
絶望して、ただ泣き続けるだけでしょうか?
雪舟は違いました。
彼は縛り付けられたまま、足元に落ちた自分の涙を筆の代わりにして、床に親指で静かに絵を描き始めたのです。
その時、描いたのは一匹の鼠(ねずみ)でした。
しばらくして、住職さんが様子を見にやってきました。
すると、住職さんの足元に、一匹の大きな鼠が潜んでいるではありませんか。
住職さんは驚いて、追い払おうと足をすり寄せました。
しかし、その鼠はまったく動きません。
なんと、それは雪舟が涙で床に描いた、眼を見張るような、リアルな鼠の絵だったのです。
住職さんはその素晴らしい才能に深く感動し、それからは二度と、雪舟が絵を描くことを禁じませんでした。
このお話を聞いて、あなたはどう思われますか?
ただの昔話だと、聞き流してしまっては、もったいないです。
これは、あなたの日常生活に直結する、とても重要なお話なのです。
なぜ雪舟は、自由を奪われた極限状態の中で、そんな見事な絵を描くことができたのでしょうか?
それは、彼が「今、自分にできること」だけに、全神経を集中させたからです。
私たちは、仕事でトラブルが起きたり、人間関係で孤立したりすると、つい「どうして自分がこんな目に遭うのだろう」と、周りを呪ってしまいがちですよね。
でも、それでは状況は何も変わりません。
雪舟のように、与えられた最悪の環境の中で、自分の涙さえも武器に変えていく執念。
これこそが、あなたの人生のピンチを、劇的なチャンスに変える唯一の方法なのです。
あなたが今、もし負担に感じている仕事があるなら、それは新しいあなたに生まれ変わるための、特別なメッセージかもしれませんよ。
「困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ」
—— 豊田喜一郎
京都での大出世と、あえてそれを捨てる贅沢:あなたが仕事で本当に輝くための「引き算の美学」
お寺での事件のあと、雪舟の才能はどんどん開花していきました。
彼は京都にある、とても格の高いお寺、相国寺へと移り、本格的な修行を始めます。
当時の京都は、最先端の文化の中心地でした。
そこには、室町幕府の御用絵師であり、日本を代表する水墨画の大家だった周文という素晴らしい先生がいたのです。
雪舟は周文のもとで、必死に水墨画の技術を学びました。
やがて、雪舟の名前は京都中で知らない人がいないほど、有名になっていったのです。
一流の画家として認められ、周りからはチヤホヤされ、お金も名誉も手に入る。
そんな状況になったら、あなたならどうされますか?
「やった、これで一生安泰だ。このまま京都で美味しいものを食べて、のんびり暮らそう」と、満足してしまいませんか?
しかし、雪舟は違いました。
彼は、京都での地位や名声に、全く執着しなかったのです。
なぜなら、彼の心の中には、「本場である中国(明)に渡って、本物の水墨画を学びたい」という、強力な情熱が燃え盛っていたからです。
京都での居心地の良い生活は、彼にとって、自分の魂を鈍らせる「ぬるま湯」に過ぎませんでした。
そこで雪舟は、48歳の時に、すべてを捨てて山口県の大内氏を頼り、命がけの遣明船に乗り込んだのです。
この驚くべき決断力、あなたはどう思われますか?
現代を生きるあなたも、日々の生活の中で、「今のままでいいや」と妥協してしまうことはありませんか?
少しうまくいくと、そこで成長を止めてしまう。
でも、それでは本当にあなたが望む、素晴らしい人生を手に入れることはできません。
何か新しいものを手に入れるためには、今持っている古いものを、思い切って手放す必要があるのです。
スティーブ・ジョブズという、世界を変えた天才がいましたね。
彼の名言を、ここであなたに贈ります。
「クオリティは永遠に記憶される。価格は忘れられる。」
この言葉は、あなたとどんな関係があるでしょうか。
あなたが毎日の仕事の中で、目先の利益や、その場しのぎの評価(価格)ばかりを気にしていると、本当に価値のある成果(クオリティ)は生まれません。
雪舟は、京都での「目先の評価」を捨て、生涯にわたって記憶される「本物のクオリティ」を求めて旅立ちました。
あなたも今日から、他人の目や、一時的な損得勘定を、一度きれいに忘れてみませんか?
自分が本当に魂を込められることだけに、エネルギーを注ぎ込んでみてください。
結果は、あとから必ず、驚くべき形となってついてきますから。
「つゐに無能無芸にして唯此一筋に繋る」
—— 松尾芭蕉
中国での大失敗が教えてくれた真実:教科書を破り捨てた時に、あなたの本当の個性が目覚める
48歳という、当時としてはかなりの高齢で、雪舟はついに憧れの中国の地に立ちました。
彼は、本場の最先端の絵画技術を学び、素晴らしい名画をたくさん模写して、腕を磨く気満々でした。
ところが、ここでまたしても、予期せぬ意外な話の展開が待っていたのです。
雪舟が中国各地を旅して回ったところ、彼が期待していたような、素晴らしい絵を描く先生には、一人も出会えなかったのです。
当時の明の国では、形ばかりを真似した、魂の入っていない退屈な絵ばかりが流行していました。
雪舟は、大きなショックを受けました。
「わざわざ命をかけて海を渡ってきたのに、学ぶべきものが何もないなんて……」
あなたなら、こんな信じられない現実に直面した時、どうされますか?
がっかりして、そのまま日本に帰ってしまいますか?
ここで、雪舟は素晴らしい真理に気がついたのです。
「中国の古い絵画の教科書や、今流行している他人の絵を真似しても意味がない。本物の先生は、この中国の大自然そのものだ。目の前にある、眼を見張るような高い山、雄大な川、そこで生きる人々、これらすべてが私の先生なのだ」
そう確信した雪舟は、写生帳を抱えて、中国の荒々しい山水を、自分の目で見て、そのままダイレクトに描き始めました。
他人の真似を完璧にやることではなく、自分が今、目の前で見ている現実を、自分の心を通して表現すること。
これこそが、雪舟がたどり着いた、新しい水墨画の境地だったのです。
このエピソードは、あなたの日常生活に、どのような有意義なヒントをくれるでしょうか。
私たちはよく、「あの人のようになりたい」「ビジネス書に書いてある通りにやればうまくいくはずだ」と、他人の成功パターンをそのまま真似しようとします。
でも、なぜかうまくいかない。
なぜなら、そこには「あなた自身」の魂が入っていないからです。
どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできません。
あなたという存在そのものが、最高のオリジナル作品なのです。
誰かのコピーになるのは、もうやめましょう。
あなた自身の目で世界を見て、あなた自身の言葉で語り、あなた自身のやり方で仕事をすること。
そこにしか、あなたの一刻も早い成功の道はありません。
雪舟が中国の大自然から本質を学んだように、あなたもあなたの目の前にある現実から、あなただけの答えを見つけ出してください。
「生中に生あらず、死中に生あり」
—— 古き格言
応仁の乱という絶望からの大復活:すべてが燃え尽きた後に、あなたを救う「継続の力」
2年間の充実した旅を終えて、1469年、雪舟は大きな期待を胸に日本へ帰国しました。
ところが、港に降り立った彼を待っていたのは、あまりにも残酷なお知らせでした。
彼が愛した美しい京都の街が、「応仁の乱」という大戦争によって、跡形もなく焼け野原になっていたのです。
恩師のいた相国寺も、お世話になった人々の家も、すべてが灰になってしまいました。
帰るべき場所を、一瞬にして失ってしまったのです。
40代後半まで必死に積み上げてきた基盤が、すべてゼロになってしまった時の絶望感。
あなたは、これほどの苦難を想像できますか?
もしあなたが、自分の会社や、大切に築いてきた家庭を突然失ってしまったら、立ち上がることができるでしょうか。
雪舟は、決して諦めませんでした。
京都がダメなら、地方へ行けばいい。
彼はやむなく、日本全国を旅する放浪の画家となりました。
大分県(豊後)、島根県(石見)、岐阜県(美濃)、そして山口県(周防)。
彼は行く先々で、明の国で学んだ力強い自然の描き方に、日本人の繊細な感性を融合させた、独自の工夫を凝らした作品を作り続けました。
どこに行っても、彼はただひたすら、墨の濃淡を使って絵を描き続けたのです。
戦乱の世の孤独や、いつ死ぬかわからない孤立した状況の中で、彼を支えたのは何だったのでしょうか?
それは、絵を描くということへの、狂気とも言えるほどの執念でした。
驚くべきことに、現在、雪舟の作品で国宝に指定されているものは、個人の画家としては最多の6点を数えます。
そして、そのすべての傑作が、彼が60歳半ばを過ぎてから、最晩年にかけて描かれたものばかりなのです。
創作意欲は、87歳で生涯を閉じるその瞬間まで、まったく衰えることがありませんでした。
これって、信じられますか?
多くの人は、歳をとると「もう若くないから」「今さら新しいことを始めても遅いから」と言い訳をします。
でも、雪舟の人生を見れば、それがただの甘えであることがよくわかりますよね。
あなたの人生のピークは、これからやってくるのです。
今、どれほど苦しい状況にあっても、レンガを積み上げるように、毎日コツコツと自分のやるべきことを継続する。
その代わり、頑張るんですよ。
諦めずに続けた人にだけ、神様は最後に見事なご褒美をくれるのです。
「ほとんどの人が、成功とは手に入れるものだと考えています。でも本当のところ、成功とは与えることなのです」
—— ヘンリー・フォード
あなたの人生を豊かにする「芸術収集」という最高の投資:なぜ雪舟を身近に置くと幸福度が上がるのか?
ここで、あなたにとっての、とても具体的なメリットのお話をさせてください。
あなたは、「アートを鑑賞したり、お部屋に絵を飾ったりすることは、お金持ちだけの特別な趣味だ」と思っていませんか?
それは、大きなお間違いです。
芸術作品に親しむことは、あなたの人生の幸福度を最大化するための、最も効率的な投資なのです。
なぜなら、優れた芸術は、あなたの一日を瞬時に新しくし、ストレスを消し去る強力な力を持っているからです。
特に、主に墨の濃淡を使って絵を描く水墨画は、禅の精神そのものを表しています。
雪舟の絵をじっと見つめていると、不思議と心が静まり、頭の中の雑音が消えていくのを感じませんか?
室町時代の大名や商使たちも、こぞって雪舟の絵を求め、大切にコレクションしました。
彼らは、ただの贅沢品として絵を買ったのではありません。
戦いの日々の中で、ボロボロに疲れた自分の心を癒し、次の戦いに勝つための、メンタルコントロールの道具として、雪舟の芸術を必要としたのです。
これは、現代の激しいビジネス社会で戦うあなたにも、全く同じことが言えますよね。
あなたがもし、日々の生活に疲れたら、一瞬でもいいので、美しいものに触れてみてください。
お部屋に一枚の素敵な絵を飾るだけで、そこはあなただけの特別な聖域に変わります。
忙しい朝も、疲れ果てた夜も、その絵があなたを優しく迎え、心の中で拍手喝采を送ってくれるでしょう。
クオリティの高いものに囲まれて暮らすことは、あなたのセルフイメージを最高に高めてくれます。
自分を大切にし、自分に最高の一流のものを与えること。
それが、あなたの人生をさらに向上させるための、最も確実なステップなのです。
「天下の至柔は、天下の至堅を馳騁す」
—— 老子
トヨタ、ホンダ、そして世界のリーダーたちが証明した「よそ見をしない」成功の法則
ここで少し、視点を現代に変えてみましょう。
日本のモノづくりを支えた偉大なる先人たちのエピソードは、雪舟の生き方と驚くほど見事にシンクロしています。
トヨタの創業者である豊田佐吉をご存知ですか?
彼は、周囲から「変わり者」「発明狂い」とバカにされ、狂人扱いされました。
朝から晩まで毎日毎日、何かを造っては壊し、造ってはまた造り直す日々。
なぜ、そんなことができたのでしょうか?
「みんなの暮らしを楽にしたい」という、ただそれだけの執念と忍耐があったからです。
その情熱を受け継いだ息子の豊田喜一郎も、「誰もやらないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれない」と言って、日本の自動車産業をゼロから打ち立てました。
ホンダの創業者である本田宗一郎と、彼を支えた藤沢武夫のコンビもそうです。
本田宗一郎が技術に命を捧げ、よそ見をしないでエンジンを作り続け、藤沢武夫が経営に専念しました。
また、トヨタの販売の神様と呼ばれた神谷正太郎や、頑固一徹で会社を守り抜いた石田退三も、全員が「自分の仕事一筋」に人生を捧げた人々でした。
彼らには、遊びに行く時間も、趣味を楽しむ時間もありませんでした。
とにかく、自分が一番長く、一生懸命に働く。
それが当たり前だったのです。
チョーヤ梅酒の歴史にも、こんな凄まじい言葉があります。
「梅酒で成功しなければ、人生を諦めろ」
一つのことにすべてを賭ける。
よそ見をしない。
即断、即決、即実行。
なんでもやってみれば、結果が出ます。
まずはやることです。
あなたが今、もし何かで成功したいと願うなら、この一流の男たちの「狂気」とも言える集中力を、真似してみる価値があると思いませんか?
あちこちに手を出すのは、エネルギーを分散させるだけです。
あなたにとっての「これだ」という一本の道を見定め、そこにあなたの全人生を賭けてみてください。
その時、あなたの目の前には、誰も見たことがないような、驚くべき新しい世界が広がるはずです。
「私はただ、神から与えられた任務を果たすために、自分の義務を尽くしているに過ぎない」
—— ジャン・カルヴァン
あなたの心に深く刺さる、魂の救済としての芸術:私たちはなぜ、表現し続けるのか
さて、これまでたくさんのお話をしてきましたが、そろそろ心の一番深い部分に触れるお時間をいただきましょう。
あなたにとって、本当に価値のあるものとは何ですか?
すぐに結果が出るもの、簡単に手に入るものは、往々にしてすぐに消えてしまいます。
本当に価値のあるものは、往々にして即効性がないものなのです。
芸術もビジネスも、最初からうまくいくわけではありません。
大切なのは、どんなに他人に理解されなくても、目の前にいる「あなた」のために、精一杯のサービスを提供し続けることです。
ソニーの創業者である盛田昭夫は、こう言いました。
誰も見たことがない新しい製品を作った時、それを欲しいという欲求を人々の間に呼び起こさなければ、それは商品にはならない、と。
良いものを、伝えることが大事なのです。
伝わらなければ、存在しないのと同じなのです。
雪舟は、墨の濃淡だけで、日本の自然の美しさと禅の真理を人々に伝えようとしました。
そして現代、その精神を受け継ぎながら、全く新しい方法で、あなたに命がけの奉仕をしようとしている一人の芸術家がいます。
人生は、生まれ育ちで決まるものではありません。
どんなに孤独で、孤立した環境にいても、あなたの勤勉さと、忍耐力と、継続力によって、どんな未来へも行くことができるのです。
あなたが今日、この文章を読んでくださったことは、決して偶然ではありません。
あなたの人生が、ここからさらに美しく、力強く輝き出すことを、私は心から信じています。
まずは、考えているよりも、やってみることです。
簡単に諦めないでくださいね。
大丈夫、あなたなら必ず、うまくいきます。
「私たちは、四方から苦しめられますが、窮することはありません。途方に暮れますが、行き詰まることはありません。追われますが、見捨てられることはありません。打ち倒されますが、滅びることはありません」
—— 新約聖書・コリント人への手紙第二 4章8節〜9節
「富士の頂上へ一っ飛びに飛んで上がる事は出来ない。一歩一歩と登るのである。その一歩一歩は、なかなかに、苦しい。しかし、登り切れば、素晴らしい景色が見られる」
—— 太宰治(『正義と微笑』より)
追伸:デジタル水墨画の求道者・高見沢耳からの、命がけのメッセージ
最後に、少しだけ、私の大切な友人の話をさせてください。
高見沢耳(たかみざわ みみ)という、とても変わった、しかし愛すべき画家がいます。
彼は、あなたを驚かせるかもしれませんが、キャンバスと筆を一切使いません。
すべてデジタルで絵を制作し、それをジクレー版画という最高峰の技法を使って、最高級の版画用紙に印刷して作品を仕上げるのです。
「デジタルなんて、手描きの絵より価値が低そう」
もしそう思われたなら、どうか彼の話を聞いて、笑ってやってください。
高見沢耳が描くテーマは、一貫しています。
「あなたの目・わたしの目」「キリスト教」「永遠」「心理」「真理」「視線」「歴史」「孤独」「孤立」「苦難」「復活」「解放」です。
なぜ、彼は頑なに「目」を描き続けるのでしょうか?
それは、彼は絵の中で、目の前にいる「あなた」を感じ続けたいからです。
あなたのことを知りたい。
あなたの魂を救いたい。
彼は本気で、「画家は魂を救う医者だ」と信じているのです。
高見沢耳は、あの有名なヴィンセント・ファン・ゴッホの凄まじい生涯を知って、画家になることを決意しました。
「高見沢耳」という名前の「耳」は、ゴッホが自分の耳を切り落とした、あの有名な事件にあやかって付けられたものです。
ゴッホは生前、テオという弟と、その妻であるヨーに支えられながらも、一枚の絵も売れずに、孤独の中で亡くなりました。
ヨーはテオの死後、「フィンセントの作品を多くの人に見てもらい、真価を認めてもらうこと」を自分の使命として、ゴッホの絵を世界に広めました。
ゴッホはこんな素晴らしい名言を遺しています。
「私は絵の中で、音楽のように何か心慰めるものを表現したい」
高見沢耳も、この言葉を胸に抱きしめて生きています。
誰の心も感激させられない、誰も慰めることができない作品には、何の価値もないと知っているからです。
高見沢耳は、CoCo壱番屋の創業者である宗次徳二(むねつぐ とくじ)氏を、心の底から尊敬しています。
宗次氏は、実の両親の顔も知らず、孤立無援の極貧の中で育ちました。
食べるものがなくて、夏には雑草を食べて飢えをしのいだほどの、波乱万丈の人生です。
しかし、彼は商売を始めてから、よそ見を一切せず、仕事に人生のすべてを捧げました。
現役時代は、大好きなクラシック音楽も封印し、趣味も友人も飲み屋もすべて断ち切って、年間5640時間も働いたのです。
「すごく孤独な人生でした。だから少しでも他人から関心を持ってもらいたかった。お金を儲けるよりも、人に喜んでもらいたかったんです。少しでも自分がいて良かったと言ってもらいたかった」
宗次氏のこの言葉は、高見沢耳の魂の叫びそのものです。
高見沢耳の芸術家の仕事は、身銭を切っての、あなたへの精一杯のサービスです。
あなたへの絶対的な奉仕です。
彼は、目の前にいるあなたに、自分のすべてを捧げています。
過去のすべての傑作が、天才のひらめきではなく、数十年にわたる試行錯誤と、1日12時間以上の執念の積み重ねから生まれたことを、彼はよく知っています。
だから、彼は今日もよそ見をせず、ただひたすら、あなたの心を慰めるための絵を描き続けています。
どうか、そんな彼の必死の道化を、笑ってやってください。
彼は笑われて、強くなります。
どんなに孤独でも、どんなに孤立しても、彼はあなたを絶対に見捨てません。
なぜなら、彼はあなたを愛しているからです。
「我々の最大の弱点は諦めることにある。成功するための最も確実な方法は、常にもう一度だけ試みることだ。多くの失敗者は、諦めたとき自分がどれほど成功に近かったかに気づいていない。私の成功の秘訣は他の人が諦めた後も続けることだ」
—— トーマス・エジソン
今日のお話は、これで終わりです。
あなたとこうして素晴らしい時間を共有できたこと、心から感謝いたします。
またいつか、あなたと笑顔でお会いできる日を、楽しみにしていますね。
どうぞ、素晴らしい一日をお過ごしください。