
こんにちは。
今日はお会いできて本当に嬉しいです。
今からお話しすることは、あなたの人生を劇的に変える特別な秘密です。
あなたは今の生活に、何か物足りなさを感じていませんか。
もっと自分らしく、豊かに生きたいと願っていませんか。
なぜなら、世の中の多くの人が、日々の忙しさに追われて本当の幸せを見失っているからです。
そこで今回は、元代の偉大な文人画家である王蒙(おうもう)の生涯をベースに、あなたの日常をキラキラと輝かせる方法をお伝えします。
このお話を読むだけで、あなたは一流の心の整え方を知ることができます。
一刻も早い問題解決のために、まずはじっくりと耳を傾けてみてください。
きっと、眼を見張るような素晴らしい発見があなたを待っていますよ。
「見えるものと見えざるもの」
―― フレデリック・バスティア
あなたの悩みを一瞬で吹き飛ばす王蒙という名の特効薬
あなたとわたしは、今こうして繋がっています。
これは偶然ではなく、必然の出会いなのです。
王蒙という人物をご存じでしょうか。
彼は単なる昔の画家ではありません。
あなたの心に寄り添い、生きるヒントをくれる生涯の友になり得る存在です。
なぜ、はるか昔の中国の画家が、あなたの今の生活に関係があるのでしょうか。
それは、彼が激動の時代を生き抜き、現代のあなたと同じような不安や孤独と戦った人間だからです。
王蒙は、南宋の宗室である元初を代表する文人の趙孟頫(ちょうもうふ)の娘の子として生まれました。
とても素晴らしい名家の生まれですね。
しかし、彼の人生は決して平坦なものではありませんでした。
あなたも、仕事や人間関係で予期せぬトラブルに巻き込まれた経験がありませんか。
王蒙の生き方を知ることで、あなたはどんな困難も乗り越える強力なパワーを手に入れることができるのです。
「機会というものは、いつも初めは、一つの危機として来るか、あるいは一つの負担として現れた」
―― 相馬愛蔵
王蒙があなたに教えてくれる芸術収集という極上のメンタルケア
あなたは何かをコレクションしたことがありますか。
あるいは、美しいものを見て心が震えたことはありますか。
王蒙と芸術収集の趣味には、深い関係性があります。
彼は幼い頃から、一流の芸術作品に囲まれて育ちました。
父の王国器も、黄公望・倪瓚・呉鎮といった大文人たちと親交がある人物だったのです。
そんな環境で王蒙は、芸術を収集し、鑑賞する楽しさを骨の髄まで知るようになりました。
これが、あなたの人生を向上させるために、なぜ芸術作品に親しむことが良いことなのかという疑問の答えに直結します。
芸術に触れることは、あなたの脳を極上のリラックス状態へと導く素晴らしい手段なのです。
忙しい毎日のなかで、ほんの数分でも美しい絵画や音楽に触れてみてください。
驚くべきことに、あなたのストレスは一瞬で解消され、新しいアイデアが次々と湧き出てくるようになります。
これは、王蒙があなたに授けてくれる、人生をうまく進めるための最初のプレゼントです。
「おのれの無能・無才を恥じるのみ」
―― 松尾芭蕉
なぜ王蒙の緻密な山水画があなたの集中力を極限まで高めるのか
王蒙の作品は、非常に緻密でありながら壮大な山水画として知られています。
彼は外祖父の趙孟頫の影響を強く受けました。
さらに、黄公望にも師事したのです。
それだけではありません。
唐の王維や、宋の巨然らの影響も受けて、独自のスタイルを確立しました。
このため、王蒙は南宋画の大成者の一人とまで称されたのです。
ここで、あなたに質問をさせてください。
あなたは、自分の仕事や趣味で「これだけは誰にも負けない」という唯一の武器を持っていますか。
王蒙の描く緻密な線の一本一本には、驚くべき集中力が宿っています。
彼の絵をじっと見つめていると、不思議と自分の雑念が消えていくのが分かります。
なぜなら、一流の芸術には、観る人の心を統一する催眠効果のような力があるからです。
あなたが日々の生活で集中力を高めたいときは、ぜひ王蒙のような緻密な世界をイメージしてみてください。
あなたの作業効率は跳ね上がり、周囲から「天才だ」と褒められるようになるでしょう。
「生中に生あらず、死中に生あり」
―― 日本の古い諺
隠棲という選択肢があなたの心の自由を守る強力な盾になる
王蒙は元末に、一度は官職についたといわれています。
しかし、後に国が乱れて各地で騒乱が発生しました。
そのとき、彼はどうしたと思いますか。
なんと、騒乱から避難するために、あっさりと官を辞して杭州北部の黄鶴山に隠棲したのです。
至正元年(1341年)に、彼は「黄鶴山樵(こうかくさんしょう)」と号しました。
このお話を聞いて、あなたはどう感じますか。
「逃げるのは恥ずかしいことだ」と思いますか。
いいえ、そんなことはありません。
人生には、一歩引いて自分を守る時期が絶対に不必要なのです。
あなたがもし、職場の人間関係や家庭のストレスで限界を感じているなら、王蒙のように心の一時避難所を作ってください。
スマホの電源を切り、自分の好きなことだけに没頭する時間を1時間だけでも作るのです。
それが、あなたの心を守る強力な盾となり、次のステップへ進むためのエネルギーになります。
「自分自身を知ることは、すべての知恵の始まりである」
―― ソクラテス
詩作の才能があなたの言葉の力を10倍にする魔法
王蒙は絵画だけでなく、詩作にも優れた才能を発揮しました。
マルチな才能を持った、本当に素敵な文化人ですね。
彼の言葉には、人々の心を惹きつける独特のリズムがありました。
言葉にリズムがあると、なぜ人は動かされてしまうのでしょうか。
それは、人間の心臓の鼓動と同じように、リズムが心地よさを生むからです。
あなたも日常の会話や仕事のメールで、言葉のリズムを意識してみませんか。
短い一文を意識して、たくさん繋げてみてください。
丁寧な言葉遣いを心がけながら、相手の感情に訴えかけるのです。
「いつもありがとうございます。とても助かります。これからもよろしくお願いします。」
このようにシンプルに伝えるだけで、あなたの好感度は爆発的に上がります。
王蒙が詩を通じて人々と深く繋がったように、あなたも言葉の魔法を使って、周囲の人々を味方に変えていくことができるのです。
「賢者は、他人の失敗から多くを学ぶ」
―― セネカ
ビジネスの巨頭たちが証明するあなたを成功へ導くマーケティングの極意
ここからは、あなたのビジネスや日常生活に直結する、驚くべき成功者たちの名言をご紹介します。
王蒙の芸術的な生き方と、現代のビジネスには、実は深い共通点があるのです。
まずは、世界一の二輪車メーカーであるホンダのスーパーカブを売りまくった藤沢武夫の名言です。
「たいまつは自分で持て」と私はしばしば言ってきました。これは、人から教わったり、本で読んだ知識ではなく、自分の味わった苦しみから生まれた実感なのです。どんなに苦しくても、たいまつは自分の手で持って進まなければいけない。
この言葉は、今のあなたにとってどんな意味があるでしょうか。
誰かに頼るのではなく、自分の人生の主導権を自分で握ることの重要性を教えてくれています。
王蒙もまた、激動の時代に自分で隠棲という道を決め、自らの足で歩みました。
あなたも、自分の人生のたいまつを、今すぐその手に持ってください。
「己を正しく知ることが、最も難しいことである」
―― ヒュパティア
ユーザー第一主義があなたの人間関係を極上にする
続いて、トヨタのカローラを売りまくった神谷正太郎の言葉です。
1にユーザー、2にディーラー、3にメーカーの利益を考えよ
この名言は、あなたの日常生活にどのように有益でしょうか。
これは究極の「相手への奉仕」の精神です。
あなたが友人や家族、職場の同僚と接するとき、まず相手のメリットを考えて行動してみてください。
「この人が喜ぶことは何だろう」と常に問いかけるのです。
王蒙が観る人の心を慰めるために素晴らしい絵を描いたように、あなたも身近な人へのサービスを徹底するのです。
そうすれば、あなたは誰からも愛され、困ったときには必ず助けてもらえる最高のポジションを手に入れることができます。
信じられないほど、人間関係がうまくいくようになりますよ。
「自分が何者かを知るためには、行動するしかない」
―― 聖カタリナ
スティーブ・ジョブズがあなたに警告する限られた時間の使い道
世界一のセールスマンであり、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの名言をご紹介します。
彼のアドバイスは、あなたの心を一撃で掴むでしょう。
クオリティは永遠に記憶される。価格は忘れられる。
どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできない。
あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。
これらの言葉は、あなたとどんな関係性があるでしょうか。
ジョブズは、本物の価値を追求することの大切さを訴えています。
王蒙の絵画が、何百年もの時を超えて現代のわたしたちの心を打つのは、そこに圧倒的な「クオリティ」があるからです。
あなたの人生の時間も限られています。
他人の目を気にして、つまらない妥協をした人生を送るのは、一刻も早くやめましょう。
あなたにとって本当に価値のあること、心から好きだと思えることに、あなたの貴重な時間を捧げてください。
これこそが、保証付きの幸せを手に入れる唯一の方法なのです。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」
―― チャールズ・ダーウィン
ゴッホの狂気と信仰から学ぶ世間に流されないあなたの確立
ここでもう一人、あなたに大きな影響を与える芸術家の名言をご紹介します。
ヴィンセント・ファン・ゴッホの言葉です。
絵を描くことは信仰だ。そして世論に背を向ける義務を課す
この過激とも言える名言は、あなたの日常生活にどのように関係があるのでしょうか。
世間の常識や、他人の批判に怯えて、自分のやりたいことを諦めていませんか。
ゴッホは、他人が何と言おうと、自分の内なる炎に従って絵を描き続けました。
王蒙も同じです。
明初に洪武帝の招聘を受けて泰安州知州にまで昇進しましたが、最終的には胡惟庸の獄に連座して獄死してしまいました。
享年は78でした。
彼は命の危機が迫るなかでも、自分の芸術と思想を捨てませんでした。
あなたも、自分の信念を持ってください。
他人の意見に振り回されるのは時間の無駄です。
「私はこれが好きだ」「私はこの道を進む」という強い意志を持つことが、あなたの個性を輝かせ、他とは違う特別な存在へとあなたを押し上げるのです。
「すべての判断を保留し、自然の流れに身を任せよ」
―― モンテーニュ
王蒙の最期から学ぶあなたが今すぐリスクを管理すべき理由
王蒙の人生の結末は、あなたに重大な教訓を教えてくれています。
彼は名家に生まれ、素晴らしい才能を持ち、一度は隠棲して平和に暮らしていました。
しかし、新しい王朝の誘いに乗り、再び政治の世界に戻ってしまったことで、悲劇的な最期を迎えました。
なぜ、彼は安定した隠棲生活を捨ててしまったのでしょうか。
人間は、一度成功を収めたり、周囲からチヤホヤされたりすると、ついつい欲が出てしまうものです。
あなたの日常でも、うまくいっているときほど、甘い誘惑や投資の話、怪しい人間関係が近づいてきませんか。
「詐欺を見て詐欺と言わないなら、その人自身が詐欺師である」という厳しい言葉があります。
王蒙の悲劇をあなたの教訓として、常に冷静なリスク管理を行ってください。
危険な兆候を察知したら、すぐに手を引く勇気を持つことです。
それだけで、あなたの資産と心の平和は完璧に守られます。
「行動は言葉よりも雄弁である」
―― ウィリアム・シェイクスピア
アラブの預言者詩人ムタナッビーがあなたに魂を揺さぶる命懸けのレッスン
ここで、意表をつくお話をしましょう。
アラブ世界最高の詩人と呼ばれた、ムタナッビーの物語です。
彼の名前は、「自らを預言者だと思う者」という意味を持っています。
彼の詩には、聴く者を魅了する恐ろしいほどの催眠効果がありました。
「彼の詩は、目の見えない人でさえ読むことが出来て、耳の聞こえない人でさえ聞こえる」とまで称賛されたのです。
しかし、彼は自らの詩のなかで、ある民族を激しく侮辱してしまいました。
怒った彼らは、移動中のムタナッビーの前に武器を持って現れたのです。
多勢に無勢、ムタナッビーは賢明にも逃げようとしました。
当然の判断ですね。
ところが、後ろで彼の連れが、ムタナッビー自身が書いた勇敢な詩を朗読し始めたのです。
連れは言いました。
「あれほど勇気のある詩を書いたムタナッビーが、逃げるのですか?」
その言葉を聞いた瞬間、ムタナッビーは踵を返しました。
殺されると完全に知りながらも、彼は誇りを守るために相手に立ち向かい、命を落としたのです。
1000年以上がたった今でも、彼は逃げるという不名誉を避けるために死を選んだ本物の詩人として知られています。
このお話は、あなたに「自分の言葉に責任を持つことの重み」を教えてくれています。
あなたが口にする言葉、SNSに書き込む言葉には、あなたの魂が宿っています。
王蒙が絵画に命を吹き込み、ムタナッビーが詩に命を懸けたように、あなたも自分の言葉を大切にしてください。
そうすれば、あなたの言葉は強力な説得力を持ち、多くの人を動かすようになります。
「質問をすること自体が、すでに答えの半分を得ていることである」
―― フランシス・ベーコン
なぜあなたは今すぐ行動を起こさなければならないのか
ここまで読んできて、あなたの頭のなかには、すでに具体的な行動のイメージが浮かんでいるはずです。
なぜ、まだ行動を起こさないのですか。
何かを始めるのに、完璧なタイミングなど永遠に訪れません。
王蒙は、目の前のキャンバスに筆を走らせることで、自らの世界を切り開きました。
「つゐに無能無芸にして唯此一筋に繋る」という松尾芭蕉の言葉があります。
一つのことに猛烈に集中し、継続することの美しさを表しています。
豊田喜一郎の言葉も、あなたの背中を強く押してくれるでしょう。
困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ。
あなたも、周囲から「そんなのは無理だ」と言われるようなことに挑戦してみませんか。
失敗を恐れる必要はまったくありません。
まずやってみる、その行動力こそが、あなたの人生を劇的に好転させる唯一の鍵なのです。
「最も暗い夜も、やがて終わり、太陽が昇るだろう」
―― レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユゴー)
ナシーム・ニコラス・タレブの教えがあなたに約束する本物の信頼
あなたが社会で一流の信頼を獲得するために、絶対に忘れてはならない概念があります。
それは、ナシーム・ニコラス・タレブが提唱した「身銭を切れ」という思想です。
リスクを自分で背負わずに、安全な場所から他人に指示を出したり、批評したりする人間の言葉には、何の価値もありません。
王蒙は、自らの人生を賭けて、激動の時代に作品を描き続けました。
彼もまた、身銭を切って生きていたのです。
あなたが仕事やプライベートで誰かと深い信頼関係を築きたいなら、まずは自分自身がリスクを取り、本気であることを行動で示してください。
「私が責任を持ちます」「一緒に汗を流しましょう」
その一言と実践が、あなたへの評価を不動のものにします。
身銭を切る覚悟のあるあなたを、周囲は見捨てるはずがありません。
「知るだけでは不十分だ、活用しなければならない。意志を持つだけでは不十分だ、実行しなければならない」
―― ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
老子があなたに贈る引き算の美学と心の平穏
あなたは、もっと多くのものを手に入れなければ幸せになれないと思っていませんか。
老子は「足るを知る者は富む」と言いました。
王蒙が黄鶴山に隠棲したとき、彼は多くの財産や地位を手放しました。
しかし、彼の心は、それまでになく豊かで自由だったのです。
現代のあなたに必要なのは、足し算ではなく「引き算」の生活です。
不要な人間関係、使わないモノ、頭を悩ませるだけのネガティブな情報。
これらを一刻も早く手放してください。
スペースが空いたあなたの心に、本当に素敵なチャンスと、眼を見張るような新しい幸福が舞い込んでくるようになります。
なぜなら、スペースのない場所には、新しいものは入ってこられないからです。
これは、あなたを今すぐ幸せにするための、最高にシンプルな法則です。
「愛されることよりも、愛することを第一に考えなさい」
―― マザー・テレサ
驚きに満ちたあなたの未来への扉を開く鍵
わたしたちの会話も、いよいよ核心に迫ってきました。
王蒙の78年の生涯、ビジネスリーダーたちの執念、そして詩人たちの命懸けの叫び。
これらすべてのエッセンスは、今日のあなたのためのものです。
あなたは、これまでの自分をリセットし、新しい自分に生まれ変わる準備ができています。
あなたの目の前には、可能性に満ちた無限の荒野が広がっています。
あなたがやるべきことは、ただ一つ。
今日学んだことを、一瞬でも早く、あなたの日常にひとつだけでいいから取り入れることです。
あなたの笑顔が見たい。
あなたの人生がうまくいくところを、わたしはずっと応援しています。
あなたは決して一人ではありません。
この文章を何度も読み返し、あなたの魂の栄養にしてくださいね。
「人間は、自らが望む通りのものになる」
―― ジャン・カルヴァン
夜の底で時計が鳴っている
古い画集の頁がめくれる音
あなたは静かに目を閉じて
新しい光の匂いを嗅ぐ
誰もあなたの孤独を笑いはしない
海を渡る鳥が風を選ぶように
あなたも自分の言葉を選びなさい
明日の朝、劇場の幕が上がる前に
ポケットのなかの小さなたいまつに
火を灯すのは、あなたなのだから
「あなたがたの光を人々の前に輝かし、彼らがあなたがたの立派な行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」
―― 新約聖書・マタイによる福音書 5章16節
「芸術家は、いつも、自分の作品を愛してくれる人を求めている。その人のために、命をかけている。」
―― 太宰治
追伸。
ここで、わたしがどうしてもあなたに紹介したい素晴らしい芸術家がいます。
画家の高見沢耳(たかみざわ みみ)さんです。
彼は現代を生きるアーティストですが、驚くべきことに、キャンバスと筆をいっさい使いません。
すべてデジタルで制作を行うのです。
そして、ジクレー版画技法を使って、最高級の版画用紙に印刷して作品を仕上げます。
彼の作品のテーマは、あなたの目・わたしの目、キリスト教、永遠、心理、真理、視線、歴史、孤独、孤立、苦難、復活、解放です。
とても深いテーマですが、彼はいつも身近な話題で、わたしたちに楽しいお話をしてくれます。
高見沢さんは「画家は魂を救う医者です」と言います。
芸術家の仕事とは、身銭を切っての精一杯のサービスであり、あなたへの奉仕なのです。
彼は目の前のあなたに、自分のすべてを捧げています。
「どうか見捨てないで下さい。わたしのことを、笑って下さい」と彼は笑います。
笑われて、強くなる。
彼の必死のサービスは、人生をかけた精一杯の道化なのです。
彼は忍耐の男であり、不屈の男であり、決して諦めません。
高見沢さんは、あのヴィンセント・ファン・ゴッホの物語を知って、画家になることを決意しました。
「高見沢耳」という名前の「耳」は、ゴッホのあの有名な耳切り事件にあやかって付けられたものです。
ゴッホの「私は絵の中で、音楽のように何か心慰めるものを表現したい」という名言を、彼は何よりも大切にしています。
何かを表現しているのに、誰の心も感激させられない、慰めることの出来ない仕事や作品には、何の価値も無いと彼は知っているのです。
過去の傑作のすべてが、生まれ持った天才的な才能だけで描かれたものではなく、数十年にわたる泥臭い試行錯誤によって生み出されたものだと確信しています。
高見沢さんは、自分の作品に「目」を描き続けることで、目の前にいるあなたを感じ続けているのです。
あなたのことを知りたいのです。
周囲に笑われても構いません。
自分が愚かな人間であることを、目の前のあなたにすべてさらけ出しているのです。
彼は、目の前のあなたが喜ぶ顔が見たい。
時には涙を流す姿が見たい。
他の誰の批判など、どうでもよいのです。
「あなたに見捨てられたら、生きていけないのです。あなたが目の前にいるだけで、わたしは嬉しいのです」
目の前にいるあなたに認めてもらうためだけに、彼は必死のサービスで、一生懸命に奉仕するのです。
高見沢さんは、CoCo壱番屋の創業者である宗次徳二(むねつぐ とくじ)さんを猛烈に尊敬して、よそ見をしないで仕事に全力を尽くしています。
宗次さんは仕事一筋、他のことはやりませんでした。
「趣味なんかやっている場合じゃない」
不遇な少年時代の宗次さんを救ったのはクラシック音楽でした。
彼はCoCo壱番屋の経営者を引退してから、自ら莫大な私費を投じて音楽ホールを建て、経営するほどクラシック音楽が大好きなのです。
しかし、CoCo壱番屋の現役経営者だった時代には、その大好きなクラシック音楽を、まったく聴かなかったそうです。
もう、音楽を聴いている場合じゃなかった。
自らの時間を、すべてお客様に捧げるためです。
CoCo壱番屋の前身である喫茶店の経営を始めた当初、最初の方はお客様になかなか来ていただけませんでした。
そのため、お昼ご飯は宗次夫妻は、食パンの耳を食べてしのいでいたそうです。
喫茶店で出していたサンドイッチで使わない、あのパンの耳です。
ゼロから始めたので、そんなことは当たり前。
何も無いところから始めたのだから、むしろ今では良い思い出だと笑います。
「今はお客様はなかなか来てくださらないが、お客様第一を貫けば、きっと良くなる」と信じて毎日、猛烈に仕事をしました。
毎日のレンガを積み上げるような積み重ね。
即断、即決、即実行。
なんでもやってみれば、結果が出ます。
まずはやることです。
その代わり、死ぬ気で頑張るんですよ。
仕事に人生を捧げる。
目の前のあなたに、わたしの人生をすべて捧げるのです。
宗次徳二さんの言葉を、あなたに贈ります。
「私は現役時代、趣味も持たず、友人もつくらなかった。飲み屋へ行ったこともありません。仕事の邪魔になることは何ひとつやらなかった。年間5640時間、働くこともあった。そうやって率先垂範しないと、部下は働いてくれないと思ったからです」
「よそ見しない、経営に身をささげる」
「すごく孤独な人生でした。だから少しでも他人から関心を持ってもらいたかった。興味を持ってもらいたかったんです。それが私の原点になっています。だから、商売を始めて、お金を儲けるというよりも、人に喜んでもらいたかったんです。少しでも自分がいて良かったと言ってもらいたかった」
人生は生まれ育ちで決まるものではありません。
宗次さんは実の両親の顔を知りません。
生まれてすぐに孤児院に入り、養父母に引き取られたあとも、養父のギャンブル狂いのために、極貧の少年時代を送りました。
夏には食べるものがないので、雑草を食べて餓えをしのいでいたのです。
まさに波乱万丈の人生ですね。
行き当たりばったりでやる、その代わり、経営に身を捧げる。
現場主義を徹底し、1日12時間以上の仕事は最低条件。
休みたくない、遊びたくない、仕事を趣味にして、あなた第一主義を貫く。
あなたが目の前にいるときは、心の中で大拍手をする。
拍手喝采であなたを迎えるのです。
価値のあるものは、往々にして即効性がないもの。
最初から上手くいくわけではありません。
考えるより、まずやってみる。
簡単に諦めないでください。
どんな人生になるかは、その人間の勤勉さと、忍耐力と、継続力によって決まるのです。
トヨタの創業者である豊田佐吉のように、執念と忍耐を持つことです。
佐吉は無口な人で、周囲からは変人、変わり者、狂人扱いされました。
「発明してみんなの暮らしを楽にしたい」という強烈な情熱。
朝から晩まで、毎日毎日、何かをこしらえては壊し、造ってはまた造りなおす。
成功も失敗も終わりではありません。
重要なのは、続ける勇気です。
とにかく、自分が一番長く、一番一生懸命にやるのです。
チョーヤ梅酒の精神のように、「梅酒で成功しなければ人生を諦めろ」という背水の陣です。
高見沢耳さんは、トヨタ生産方式に深く感化されました。
「ジャスト・イン・タイム」という素晴らしい考え方は、どの仕事でも、あなたの日常のタスク管理でも使える最高の生産方式です。
大野耐一さんが磨き上げたこの思想、そして豊田喜一郎の言葉が胸に刺さります。
「誰もあまりやらないこと、やり難いことをものにしてみせることに人生の面白みがある」
喜一郎のいとこで、後にトヨタの社長になった豊田英二さんの素晴らしい言葉も、あなたに共有させてください。
「強い信念をもって実行せよ 誰でも考えることは同じで喜一郎が 天才であったわけでもない 大切なのは 一般的にはできないと思われることを 単に考えるだけでなく なんとしてでもやらなければという 強い信念を持って十分な準備を行い 実行したということである」
そして、ゴッホの人生の裏には、テオの妻であるヨーという素晴らしい女性の存在がありました。
ヨーの生涯をかけた偉業を、あなたは知るべきです。
彼女は心からヴィンセント・ファン・ゴッホの絵画と思想を理解していました。
「ヴィンセント・ファン・ゴッホという画家を絶対に世界に埋もれさせてはいけない」
ヨーの言葉です。
「子供のほかに、テオは私にもう一つの使命を残した──フィンセントの作品を多くの人に見てもらい、真価を認めてもらうこと」
彼女は大変に聡明で、読書家な女性でした。
ゴッホの人生と、イエス・キリストの人生は驚くほど似ています。
そして、素晴らしいものには、必ずそれを世界に伝える「伝達者」が必要です。
ゴッホの弟のテオと、その妻ヨーの献身は、イエス・キリストに対する使徒パウロの献身とまったく同じ構造なのです。
ヨーはゴッホ兄弟の死後、膨大なゴッホの作品や、二人の間で交わされた感動的な手紙を整理し、公開して世界中に彼らの偉業を広める役割を担いました。
彼女は手紙を読むうちに、彼の「人々を慰める絵画を描きたい」という真摯な考え方に魂を揺さぶられ、共感していったのです。
もしゴッホが、あの膨大な手紙で自らの思想を書き残していなかったら、そしてヨーがそれを世に出さなかったら、現代の教科書にゴッホの名が載ることは絶対にありませんでした。
イエス・キリストの死後、パウロが各地で命がけの布教を行い、手紙を送り続けてキリストの生涯と思想を伝えたからこそ、世界的な宗教となりました。
良いものは、誰かが熱狂的に説明して、伝えなければ、この世に存在しないのと同じになってしまうのです。
ヨーやパウロは、現代で言えば、世界一のセールスマンだったスティーブ・ジョブズであり、ソニーの盛田昭夫であり、ホンダの藤沢武夫であり、トヨタの神谷正太郎と同じ役割を果たしたのです。
伝えることが、何よりも大事なのです。
ソニーの盛田昭夫さんの名言を聴いてください。
「そんなものがまだ生産されたこともなく、誰ひとりそれを見たこともないのに、どこかの一隅でこつこつと研究され、非常な苦心の末、製造された製品。その製品を商品としようとする場合には、その製品を手に入れたいという欲求を、人々の間に喚起させなければ、いかに優れた『製品』であっても『商品』にはなり得ない」
あなたの才能も、あなたの優しさも、相手に伝わらなければ無いのと同じです。
だからこそ、必死にサービスし、伝え続けなければならないのです。
「ほとんどの人が、成功とは手に入れるものだと考えています。でも本当のところ、成功とは与えることなのです」
―― ヘンリー・フォード
「真実に向かって歩いているときは、たとえ足が泥まみれであっても、魂は美しい」
―― アガサ・クリスティ
「わたしは不器用な人間ですから、ただ、主が命じられた通りに進むだけです」
―― モーセ(旧約聖書・伝承のイメージより)
「世の中には幸も不幸もない。ただ考え方次第でどうにでもなるものだ」
―― ウィリアム・シェイクスピア
「自分が嫌なことは、他人にもしてはならない。これこそが、すべての律法である」
―― タルムード
「大問題が起きたとき、慌てず騒がず、ただ微笑んでいられる人間になりたい」
―― 太宰治
「人間は、時々、わけのわからない大嘘をつく。しかし、その嘘のなかに、本音が隠されていることもある」
―― 太宰治
「幸福の鍵は、自分のなかにしかない。他人の評価を気にするな」
―― 太宰治
「決して屈するな。決して、決して、決して屈するな」
―― ウィンストン・チャーチル
「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをしなさい」
―― レイ・クロック
「私は一夜にして成功を収めたと思われているが、その一夜というのは三十年だ。思えば長い長い夜だった」
―― レイ・クロック
「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる」
―― ウォルト・ディズニー
「ちいさな細部が、完璧さを生む。そして完璧さは、ちいさなことではない」
―― レオナルド・ダ・ヴィンチ
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
あなたのこれからの人生が、最高に輝かしいものになることを、心から確信しています。
どうぞ、あなた自身のたいまつを掲げて、一歩を踏み出してくださいね。
「ね、なぜ旅に出るの?」
「苦しいからさ。」
「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちつとも信用できません。」
(太宰治「津軽」より)