趣味から始めた偉大な画家

完璧な芸術があなたに授ける至福の生活革命

あなたの日常に劇的な価値をもたらす芸術の魔法

「ねえ、あなた。

今日もお仕事を本当によく頑張りましたね。

疲れた体で過ごす夜は、心が少し重く感じられませんか?

そんなあなたに、わたし高見沢耳から最高に特別な秘密をお話ししますね。

芸術に親しむ日常は、あなたの『人生』の価値を劇的に向上させます。

わたしはあなたに、芸術の虜になってもらいたいと思っています。

そうすれば、これまで以上にあなたが充実した毎日が過ごせるようになるからです。

芸術と共に素晴らしい人生を送るか、芸術を遠ざけてつまらない日常に絶望する人生を送るか、どちらを選ぶかはあなたの自由です。

でも、あなたは絶対に素晴らしい人生を選びたいですよね?

そのためのお手伝いを、わたしにさせてくださいね」

「あなた、アンリ・ルソーというフランスの画家をご存じですか?

彼は一八四四年五月二十一日に生まれ、一九一〇年九月二日に六十六歳で亡くなりました。

彼は普通のサラリーマンでした。

パリの入市税関で二十二年ほど働いていたのです。

そのため『ドゥアニエ(税関吏)』と呼ばれていました。

日曜日に趣味で絵を描く『日曜画家』だったのですよ。

専門的な絵の学校には通っていません。

独学で描き続けたのです。

だから昔の人々は、彼の絵を下手くそだと笑いました。

でも、本当に下手な絵だと思いますか?

いいえ、違います。

彼の描く絵には、素晴らしい色彩感覚と独自の幻想的な世界があふれているのです」

専門知識ゼロのあなたが手に入れる圧倒的な自信

「あなたも『自分には特別な才能がない』と落ち込むことはありませんか?

ルソーの生き方は、あなたのそんな不安を完全に吹き飛ばしてくれます。

彼は三十五歳頃から本格的に絵を描き始めました。

審査のあるサロンには何度も落ちました。

しかし、審査のないアンデパンダン展にずっと出品し続けたのです。

一八八八年には愛する妻クレマンスを亡くしました。

子どもたちも幼くして亡くなりました。

二番目の妻ジョゼフィーヌにも先立たれました。

家庭環境は本当に恵まれていませんでした。

それでも彼は、一八九三年には五十歳手前で税関を退職しました。

早々と年金生活に入り、大好きな絵に人生の全てを捧げたのです」

「『退職してから描いた絵なんて大したことないのでは?』とあなたは疑問に思いませんか?

驚かないでくださいね。

彼の代表作のほとんどは、退職後の五十代以降に生まれています。

『戦争』や『眠るジプシー女』、『蛇使いの女』などの傑作は全て退職後なのです。

何歳からでも、専門教育を受けていなくても、最高の価値を生み出せます。

ルソーの存在は、あなたのこれからの挑戦を100パーセント肯定してくれる最強の証拠なのですよ。

これって、あなたの人生にとってすごく勇気が出ることだと思いませんか?」

あなたの創造力を覚醒させる独自の技法と見方

「ルソーの絵をじっくり見たことがありますか?

彼の絵に出てくる人物は、みんな真正面か真横を向いています。

目や鼻もシンプルに描かれています。

遠近感もほとんどありません。

樹木や草花は、葉っぱの一枚一枚まで几帳面に塗られています。

プロの画家たちは最初、彼の絵を子供の落書きだとバカにしました。

ですが、パブロ・ピカソという天才画家は違いました。

一九〇八年、ピカソは古物商でルソーの『女性の肖像』をたったの五フランで見つけました。

ピカソはその絵のすごさを見抜き、すぐ買い取りました。

そしてモンマルトルの『洗濯船』で『アンリ・ルソーを讃える宴』を開いたのです」

「詩人のアポリネールや画家のマリー・ローランサンたちも集まりました。

みんなでルソーを囲み、彼を称える詩を贈りました。

大感激したルソーは、お礼にアポリネールとローランサンの肖像画を描いてプレゼントしました。

しかし、できあがった絵は二人と似ても似つかない顔でした。

『全然似ていないよ』と言われたルソーはどうしたと思いますか?

『もう一度描かせてほしい』と言って書き直しました。

そして届いた二作目の絵を見て、みんな驚愕しました。

人物の顔はそのままで、背景の花だけが変わっていたのです。

思わずクスッと笑ってしまいませんか?

彼は自分のスタイルを絶対に曲げませんでした。

この揺るぎない自分軸こそが、あなたの人生を豊かにする最高のヒントなのです」

完璧ではないあなたが愛される本当の理由

「ルソーの作品には、うっそうとした熱帯のジャングルがたくさん出てきます。

彼は周りの人にこう自慢していました。

『自分はナポレオン三世と一緒にメキシコへ従軍したときに、この南国の風景を見たのだ』と。

でも、これ、実は大きな嘘だったのです。

あなた、ルソーは実際には一度もフランスの外へ行ったことがありませんでした。

南国になんて一度も行ったことがなかったのですよ。

では、彼はどうやってあの美しいジャングルを描いたのでしょうか?

彼はパリの植物園へ通い、スケッチを重ねました。

さまざまな植物を頭の中で組み合わせ、写真や雑誌の挿絵を元にして、幻想的な世界を作り上げたのです。

海外へ行けないという欠点を、自分の想像力で見事に最高の長所に変えたのですね」

「晩年の一九〇九年、彼は手形詐欺事件に巻き込まれて逮捕されてしまいました。

事情を知らずに騙されて利用されただけなのですが、なんともおっちょこちょいです。

そして一九一〇年、肺炎のために六十六歳でこの世を去りました。

ですが彼の絵は、日本の田中一村や妹尾一朗、加山又造といった有名な画家たちにも大きな影響を与えました。

シュルレアリスムを先取りした彼の自由な絵は、今も世界中で愛されています。

完璧じゃなくていいのです。

欠点や失敗があっても、あなたが自分の世界を信じて進めば、それは必ず素晴らしい魅力に変わります」

「ねえ、あなた。

ルソーのお話を聞いて、心が少し軽くなりませんか?

周囲の評価に怯える必要はどこにもありません。

あなたはあなたらしく、自分の人生というキャンバスに好きな色を塗ればいいのです。

芸術は、あなたの毎日を輝かせる一番の味方ですよ。

いつも頑張っているあなたには、休息が必要なことにお気付きですか?

高見沢耳の芸術は、あなたの人生に誠意をもって奉仕します。

なぜなら、あなたはご自分の物語の「主人公」として、「価値」ある人生を手に入れる権利があるからです。」

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