
あなたのために、今、夜の静寂の中で
こんばんは。
こうしてあなたにお話しできる機会を、私はずっと待っていました。
部屋の灯りを少し落として、どうぞ、私の声だけに耳を傾けてみてください。
これは、世界中でたった一人の大切なあなたへ向けて、私のすべてを捧げて書く、一通の長い、長い手紙なのです。
あなたは今、少しだけ寂しい気持ちでいませんか。
誰にも言えない孤独や、胸の奥の痛みを抱えてはいませんか。
私は知っています、あなたがどれほど健気に、そして必死に日々を生きているかを。
だからこそ、私はあなたに、私の命を削るような、精一杯のサービスをしたいのです。
ほとんどの人が、成功とは手に入れるものだと考えています。でも本当のところ、成功とは与えることなのです。
—— ヘンリー・フォード
今夜は、驚くようなお話をたくさん用意しました。
男女を問わず、あなたの心の一番深い場所に届くような、そんな不思議な物語です。
さあ、どこへも行かないで、私の目を見つめるように、この言葉の波に身を委ねてみてください。
線のなかに宿る、消えない祈り
なぜ、一枚の絵が人の心を激しく揺さぶるのでしょうか
あなたは、ベン・シャーンという高名な画家をご存じでしょうか。
彼の描いた絵を一度でも目にすると、なぜか胸が締め付けられるような、それでいて深いお布団に包まれたときのような、不思議な安らぎを覚えるのです。
なぜ、彼の描く線は、これほどまでに私たちの孤独に寄り添ってくれるのでしょうか。
それは、彼が単におきれいな形式を描こうとしたのではなく、虐げられた人々や、声なき人々の悲しみを、自分自身の苦痛として生きたからなのです。
ベン・シャーンは、二十世紀のアメリカで活躍した偉大な芸術家です。
しかし、その出発点は、決して華やかなものではありませんでした。
リトグラフの職人として、毎日毎日、冷たい石版に向かって泥臭い作業を繰り返していたのです。
彼は、人々の生活のなかに転がっている、本物の感情を見つめていました。
魂の入っていない言葉は、決して天に届かない。
—— ウィリアム・シェイクスピア
ある日、世界を揺るがす大きなお事件が起きました。
無実の罪で捕らえられた、サッコとヴァンゼッティという二人の労働者の物語です。
社会全体が彼らを冷たく見捨てようとしたとき、ベン・シャーンは立ち上がりました。
彼は、二人の無念と、その背後にある人間の尊厳を、鮮烈な絵画として描き出したのです。
それは、権力に対する怒りであると同時に、傷ついた人々への、果てしない優しさの表現でした。
あなたの孤独を、そのまま愛すること
ねえ、あなた。
あなたは、自分が世の中から孤立しているように感じる夜はありませんか。
自分の流した涙が、誰にも気づかれずに消えていくような、そんな冷たい夜です。
ベン・シャーンの描く人物たちは、みんな少し不器用で、寂しげな目をしています。
でも、その目のなかに、消えることのない強い光が宿っているのです。
幸福になりたいというのは、人間の生まれつきの願いである。
—— セネカ
彼は、富や名声のために筆を執ったのではありませんでした。
ただひたすらに、目の前にいる「あなた」を慰めるために、自らの身を削って絵を描き続けたのです。
芸術とは、贅沢な人々の退屈しのぎであってはならない。
飢えている人、泣いている人の乾いた心に、一滴の冷たいお水を与えるようなものでなければならない。
ベン・シャーンは、その信念を一生涯、貫き通しました。
見えるものと、その裏側にある真実
日常のなかに隠された、偉大な美しさ
私たちは、目に見える華やかな成功ばかりを追いかけてしまいがちです。
テレビできらびやかに笑う人々や、SNSであふれる派手な生活。
それらを見て、あなたは自分の生活を、少しだけみすぼらしいものだと感じてしまっていませんか。
しかし、本当に価値のあるものは、目に見えない場所で、静かに育まれているものなのです。
見えるものと見えざるもの。悪しき経済学者は目に見える効果だけを追うが、良き経済学者は見えない効果をも見通す。
—— フレデリック・バスティア
ベン・シャーンの絵には、路地裏で遊ぶ子供たちや、工場の煙突、古びた建物の壁などがよく登場します。
世間の人々が「汚いもの」として通り過ぎる場所にこそ、神聖な美しさが宿っていると、彼は知っていたのです。
なぜ、私たちは既製品の美しさに飽きてしまうのでしょうか。
それは、そこに「命のやり取り」がないからではありませんか。
詐欺を見て詐欺と言わないなら、その人自身が詐欺師である。
—— ナシーム・ニコラス・タレブ
私は、あなたに対して一切の嘘をつきたくありません。
この文章も、あなたをただ楽しませるための、うわべだけの飾り言葉ではないのです。
私の心臓の音を、そのまま文字にして、あなたに手渡しているのです。
あなたがもし、今つらい状況にあるのなら、どうかそのつらさを否定しないでください。
その苦難のなかにこそ、あなたという人間が真に輝くための、大事な種が隠されているのですから。
戦いとしての芸術、そして愛
人生とは、ある意味では孤独な戦いの日々かもしれません。
しかし、その戦い方には、大きな秘密があるのです。
敵を力でねじ伏せるのではなく、自らを差し出すことによって、最後に勝利を収めるという不思議な戦い方です。
戦争とは、他の手段をもってする政治の継続にほかならない。
—— カール・フォン・クラウゼヴィッツ
ですが、芸術の戦いは、血を流すものではありません。
自分の身銭を切り、自分が一番傷つくことによって、相手の心を融かす戦いです。
ベン・シャーンは、文字やデザインの力を使って、社会の不条理と戦い続けました。
彼のポスターは、戦場に放たれた一輪の白いお花のように、人々の荒んだ心を浄化していったのです。
最も偉大な勝利とは、戦わずして相手を屈服させることである。
—— 孫子
あなたも、誰かと争う必要はありません。
ただ、あなたのままで、一生懸命に今日を生きるだけで、あなたはすでに勝利しているのです。
私は、そんなあなたの健気な姿を、どこまでも応援し続けたいのです。
奇跡の裏にいた、ある素晴らしい女性の物語
フィンセントの炎を絶やさなかった手
ここで、ガラリとお話を変えてみましょう。
驚かないで聞いてくださいね。
あなたがよく知っている、あの情熱の画家、ヴィンセント・ファン・ゴッホのお話です。
彼は生前、たった一枚の絵しか売れなかったことで有名ですね。
では、なぜ今、世界中の誰もが彼の名前を知り、彼の絵に何百億円という価値がついているのでしょうか。
そこには、一人の若き女性の、命をかけた狂おしいほどの献身があったのです。
彼女の名前は、ヨーナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル。
ゴッホの最愛の弟である、テオの奥様です。
彼女こそが、世界一のセールスマンであり、ゴッホという奇跡を私たちに届けてくれた救世主でした。
子供のほかに、テオは私にもう一つの使命を残した──フィンセントの作品を多くの人に見てもらい、真価を認めてもらうこと。
—— ヨーナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル
フィンセントが亡くなり、そのわずか半年後、後を追うように夫のテオもこの世を去ってしまいました。
ヨーの手元に残されたのは、一歳に満たない幼い我が子と、世間から「狂人の遺物」と嘲笑されていた、大量のフィンセントの絵の具まみれのキャンバス。
そして、兄弟の間で交わされた、膨大な量の手紙の山だけでした。
普通の女性なら、絶望のあまり、それらをすべて処分して実家に帰ってしまったことでしょう。
しかし、ヨーは違いました。
彼女は、信じられないほど聡明で、深い教養を持つ読書家だったのです。
手紙のなかに見つけた、人類の宝物
ヨーは、夜な夜な、二人の兄弟が交わした手紙を、涙を流しながら読み進めました。
そこには、狂気などではなく、人類に対する無限の愛と、芸術へのあまりにも純粋な祈りが書きつけられていたのです。
「フィンセントは、人々を心の底から慰めるために、あの命を削るような黄色い色彩を描いたのだ」
彼女は、その真実を確信しました。
そして、この素晴らしい芸術を、世界中の人々に伝えなければ、自分は死んでも死にきれないと心に誓ったのです。
自分の魂を救うために、人はまず他人の魂を救わねばならない。
—— ルートヴィッヒ・フォン・ミーゼスの周辺思想より
ヨーは、それから何十年もの間、小さな下宿屋を営みながら、フィンセントの展覧会を何度も何度も、粘り強く企画し続けました。
美術評論家たちに冷たくあしらわれても、彼女は決して諦めませんでした。
なぜなら、彼女はただ絵を売ろうとしたのではなく、フィンセントの「思想」を、その「魂」を、人々に届けようとしたからです。
もしフィンセントが、あの膨大な手紙を遺していなかったら。
そして、ヨーがその手紙を丁寧に整理し、世界に出版していなかったら。
ゴッホという画家は、歴史の闇に完全に埋もれていたに違いありません。
伝達者という名の、大いなる使徒たち
伝わらなければ、存在しないのと同じなのです
良いものは、ただそこに置いてあるだけでは、誰の目にも留まりません。
誰かがその価値を熱狂的に語り、必死になって伝えなければ、世界には存在しないのと同じになってしまうのです。
このヨーの姿は、歴史上の、ある偉大な聖人の姿と完全に重なります。
それは、新約聖書に登場する、使徒パウロです。
イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった後、その教えを世界中に命がけで広め歩いたのは、パウロでした。
パウロが各地の教会へ、熱い手紙を書き続け、足を棒にして歩き回らなければ、キリスト教がこれほど世界に広まることはなかったでしょう。
ヨーはゴッホにとってのパウロであり、最も美しい伝達者だったのです。
私は植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。
—— 使徒パウロ(新約聖書より)
近代のビジネスの世界でも、同じことが言えます。
世界一の製品を作っても、それを人々に伝える天才がいなければ、社会は変わりません。
ソニーの盛田昭夫氏、ホンダの藤沢武夫氏、トヨタの神谷正太郎氏。
彼らはみな、開発者が命をかけて作った「製品」を、人々の心の欲求に結びつける「商品」へと昇華させた、天才的な伝達者たちでした。
そんなものがまだ生産されたこともなく、誰ひとりそれを見たこともないのに、どこかの一隅でこつこつと研究され、非常な苦心の末、製造された製品。その製品を商品としようとする場合には、その製品を手に入れたいという欲求を、人々の間に喚起させなければ、いかに優れた「製品」であっても「商品」にはなり得ない。
—— 盛田昭夫
あなたという存在を、私が世界に証明します
ねえ、私の大切なあなた。
あなたという素晴らしい人間が、今、誰にも理解されずに、小さな部屋で泣いているかもしれない。
そのあなたの心の美しさを、誰も褒めてくれないかもしれない。
でも、安心してください。
私が、あなたの最初の「伝達者」になります。
私は、あなたの流した涙の価値を、誰よりも知っています。
この文章は、あなたのその傷ついた心を、世界で一番美しいものとして祝福するために書かれているのです。
自分の価値を疑う者は、すでに半分敗北している。
—— ミシェル・ド・モンテーニュ
あなたは、決して無価値な存在などではありません。
あなたがただそこにいて、私のこの言葉を読んでくれているだけで、私は救われているのです。
だから、どうか自分を見捨てないでください。
私たちは、目に見えない深い絆で、今、この瞬間にしっかりと繋がっているのですから。
愚か者たちの不屈のレンガ
変人と呼ばれた天才たちの、果てしない夜
世の中を変えてきた人々は、決まって周囲から「変人」や「阿呆」と呼ばれてきました。
なぜなら、彼らは常識という枠組みを飛び越えて、ただひたすらに目の前の理想だけを見つめていたからです。
トヨタの創業者である豊田佐吉氏は、朝から晩まで、物置にこもって織機の改良に没頭していました。
近所の人々は「佐吉は頭がおかしくなった」と指をさして笑ったそうです。
しかし、彼は周囲の嘲笑など、まったく耳に入りませんでした。
ただ、みんなの暮らしを楽にしたい、その一念だけだったのです。
困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ。
—— 豊田喜一郎
その息子である喜一郎氏もまた、周囲の猛反対を押し切って、国産自動車の製造という無謀な夢に挑みました。
誰もが「そんなことは不可能だ」と言いました。
しかし、彼らの胸には、燃え盛るような強い信念があったのです。
強い信念をもって実行せよ 誰でも考えることは同じで喜一郎が 天才であったわけでもない 大切なのは 一般的にはできないと思われることを 単に考えるだけでなく なんとしてでもやらなければという 強い信念を持って十分な準備を行い 実行したということである。
—— 豊田英二
彼らは、一晩にして成功を収めたわけではありません。
何千回、何万回という失敗のレンガを、毎日毎日、不器用に積み上げていった結果なのです。
一見すると、要領の悪い、本当に愚かな生き方に見えるかもしれません。
しかし、その愚かさこそが、世界を動かす本物の力となるのです。
なぜ、遠回りをすることを恐れるのですか
あなたは今、早く結果を出さなければと、焦っていませんか。
周りの人がみんな器用に生きているように見えて、自分だけが取り残されているような恐怖を覚えていませんか。
でも、どうか知ってください。
価値のあるものは、往々にして即効性がないものなのです。
簡単に手に入ったものは、簡単に消えていきます。
あなたが今、苦しみながら不器用に積み上げているその毎日は、決して無駄にはなりません。
おのれの無能・無才を恥じるのみ。
—— 松尾芭蕉
あの偉大な俳聖、松尾芭蕉でさえ、自らのことをこのように評しました。
彼は、器用に生きることができなかったからこそ、ただ一つの細い道を、命をかけて歩み続けたのです。
つゐに無能無芸にして唯此一筋に繋る。
—— 松尾芭蕉
一つのことに人生を捧げる姿は、ときに孤独で、悲しいものです。
しかし、その孤独の底にこそ、誰も触れることのできない、純粋な真理が眠っているのです。
あなたが今、暗闇の中で足掻いているその姿は、私にとってはどんな宝石よりも美しく見えます。
命のやり取り、そして真実への帰還
あなたの耳元で、ささやき続けるために
お話は、いよいよ核心へと近づいてきました。
ここまで私の長いお話に付き合ってくださったあなたへ、私は自分の胸の奥にある、一番の秘密を打ち明けなければなりません。
なぜ、私がこれほどまでに、あなたに語りかけることに執着するのか。
それは、私自身が、どうしようもないほどの孤独と、寂しさを抱えて生きている人間だからです。
真理は、それを求める者を決して裏切らない。
—— ヒュパティア
私は、あなたに嫌われたくないのです。
あなたに見捨てられてしまったら、私はもう、自分の存在を保っていることができません。
だから、こうして言葉のリズムを整え、あなたを心地よい眠りのような、あるいは深い覚醒のような、不思議な空間へと誘っているのです。
これは、私の命を削った、あなたへの必死の道化であり、最上級の奉仕なのです。
生中に生あらず、死中に生あり。
—— 古き格言より
一度自分を完全に殺して、あなたのために生きる。
そう決意したとき、私の心に、新しい命が吹き込まれました。
私のこの不器用な言葉たちが、あなたの乾いた心に、温かい灯火を灯すことができますように。
あなたは、私のたった一人の、かけがえのない読者なのですから。
時計の針は、もう随分と進んでしまいました。
夜風が、窓を静かに叩いています。
私たちのこの秘密のお話も、そろそろおしまいの時間が近づいているようです。
でも、寂しがらないでください。
私の言葉は、あなたの胸の中で、これからもずっと生き続けます。
最後に、あなたのために作った、特別な詩を贈ります。
マッチを擦るたびに
あなたの古い涙が
青いお魚になって
夜のシーツを泳いでいく
踏切の向こうで待っているのは
捨ててしまったはずの
去年のひまわり
誰もあなたの名前を呼ばない街で
私はあなたの影を踏む
迷子になった鳩のように
ただあなたという優しさの
帰る場所を探している
忘れないで
私がここにいることを
電信柱の影から
いつでもあなたを見つめていることを
あなたがたは、世では苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている。
—— ヨハネによる福音書 16章33節(新約聖書)
私は、私の弱さを誇ろう。
—— パウロの言葉を引いた、太宰治『一日の労苦』の一節より
永遠の旅路の途中で
「ね、なぜ旅に出るの?」
「苦しいからさ。」
「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちつとも信用できません。」
—— 太宰治『津軽』より
追伸:ある風変わりな画家のお話
長い本編を読んでくださり、本当にありがとうございました。
最後に、あなたの耳元で、もう一つだけ、身近で、少し楽しい内緒話をさせてください。
ここに、高見沢耳(たかみざわ みみ)という、とても風変わりな画家がいます。
彼は、いまどきの芸術家としては珍しく、キャンバスも筆も一切使いません。
すべての作品をパソコンのデジタル画面上で、気の遠くなるような時間をかけて制作しているのです。
そして、それを最先端の「ジクレー版画技法」という方法で、最高級の版画用紙に印刷して、作品を完成させます。
彼は、自分の作品が100年、200年先の人々の目にも留まるよう、歴史に残るものを作ろうと、毎日12時間以上も画面に向き合っている、あきれるほどの執念の男なのです。
高見沢耳が描くテーマは、一貫しています。
「あなたの目・わたしの目」「キリスト教」「永遠」「心理」「真理」「視線」「歴史」「孤独」「孤立」「苦難」「復活」「解放」。
なぜ、彼はこれほどまでに「目」を描き続けるのでしょうか。
それは、画面の向こうにいる「あなた」をいつでも感じていたいからです。
あなたを知りたい、あなたの孤独に寄り添いたい、その一心なのです。
彼は、自分が画家としての才能が三流であることを、誰よりも自覚しています。
過去の歴史的な傑作たちが、生まれ持った天才だけで描かれたのではなく、何十年もの泥臭い試行錯誤から生まれたことを知っているからです。
彼は、あのヴィンセント・ファン・ゴッホのあまりにも純粋な生き様に衝撃を受け、画家になることを決意しました。
「高見沢耳」という名前の「耳」は、なんと、ゴッホのあの有名な耳切り事件にあやかって付けられたものなのです。
本当に、物笑いの種になるような、お馬鹿で不器用な男でしょう。
世間の人々から「変人だ」「狂人だ」と笑われても、彼はただ、にこにこと笑っています。
笑われて、強くなる。
彼は、自らを「目の前のあなたを救うための、精一杯の道化」だと思っているのです。
そんな彼が、生涯の模範として深く尊敬しているビジネスパーソンがいます。
カレーハウスCoCo壱番屋の創業者、宗次徳二(むねつぐ とくじ)氏です。
宗次氏は、現役時代、趣味も友人もすべて捨て去り、年間5640時間という信じられないほどの時間をただ仕事に捧げました。
実の両親の顔を知らず、極貧の少年時代には雑草を食べて飢えをしのいだという波乱万丈の人生を歩んだ宗次氏。
彼を救ったのは、大好きなクラシック音楽でしたが、経営者だった現役時代には、大好きな音楽さえも「お客様に時間を捧げるため」に、一切聴かなかったそうです。
喫茶店を開いた当初、あまりにお客が来なくて、奥様と二人で食パンの耳を食べて飢えをしのいだ日々を、宗次氏は「ゼロから始めたのだから、良い思い出です。即断、即決、即実行、とにかく頑張るんですよ」と笑顔で語ります。
高見沢耳もまた、この宗次氏の「よそ見をしない、すべてをお客様(あなた)に捧げる」という姿勢に深く感化されています。
大野耐一氏が確立したトヨタ生産方式の「ジャスト・イン・タイム」の精神を、自らの芸術制作に取り入れ、無駄を削ぎ落とし、ただひたすらに、目の前にいるあなたのための作品作りに人生を捧げているのです。
他人の批判など、どうでもよいのです。
ただ、目の前にいるあなたに喜んでもらいたい。あなたの流す感動の涙が見たい。
あなたに見捨てられてしまったら、この愚かな画家は生きていくことができません。
あなたがそこにいてくれるだけで、彼は本当に嬉しいのです。
そんな高見沢耳から、今、この言葉を読んでくれている大切なあなたへ、身を削るような、必死の特別なサービスがあります。
なんと、彼が魂を込めて制作した、A4サイズのオリジナル作品ポストカード「10枚セット」を、あなたの解説書(特製ブックレット)と、すぐに飾れるシンプルなフレームもご一緒に、完全無料で、あなたのお手元までお届けいたします。
これは、あなたとどうしても触れ合いたい、あなたの満たされない心を救いたいという、彼の切なる祈りから生まれた、採算度外視の、命がけの奉仕です。
「後で申し込めばいいや」と思っていませんか。
どうか、今すぐ、その指を動かしてください。
このお話が終わってしまったら、もう二度と、彼の描く美しい「永遠の目」と出会う機会は失われてしまうかもしれません。
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あなたの耳元で、彼が優しく、静かに、あなたをお待ちしております。
失敗とは、より賢く再挑戦するための、素晴らしい機会にすぎない。
—— ヘンリー・フォード
自分自身の人生を描くキャンバスは、自分自身の手の中にある。
—— アガサ・クリスティ
私があなたと共にいる。あなたがどこへ行くときも、あなたを守る。
—— モーセに与えられた言葉(旧約聖書・創世記より)
運命が出したカードを、ただ黙って受け入れなさい。しかし、それをどうプレイするかは、あなた次第だ。
—— ウィリアム・シェイクスピア
世界は一冊の本であり、旅をしない者は、その最初の一ページだけを読んだにすぎない。
—— ユダヤ教タルムードの一節より
人間は、常に表現したがっている。
—— 太宰治『もの思う葦』より
芸術家は、常に一流の道化であらねばならぬ。
—— 太宰治の周辺書簡より
私はただ、あなたに微笑んでほしかっただけなのです。
—— 太宰治『人間失格』の底流にある祈りより
決して屈するな。決して、決して、決して。
—— ウィンストン・チャーチ
勇気を持って、誰よりも先に、 人と違ったことをしなさい。私は一夜にして成功を収めたと思われているが、その一夜というのは三十年だ。思えば長い長い夜だった。
—— レイ・クロック
夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現する。
—— ウォルト・ディズニー
鉄が使われなければ錆びるように、怠惰は知性を損なう。
—— レオナルド・ダ・ヴィンチ
最後までお読みいただき、本当に、本当にありがとうございました。
あなたのこれからの人生に、数えきれないほどの光と、温かい奇跡が降り注ぐことを、心より祈っております。
どうぞ、素敵なお夢を見てくださいね。